- Amazon.co.jp ・マンガ (93ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592182832
感想・レビュー・書評
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ちょっとこのところ続編についての考え方が変わってきています。
以前は、続編って蛇足みたいなもんだなぁと思ったりしていたのですが、最近は、そうでもない。
あまりにも前の作品への思い入れが強すぎて楽しめていなかっただけで、もしかすると、この作品はこれはこれでおもしろいのかもしれない……とか思えるようになってきました。
「ぼくの地球を守って」と「ボクを包む月の光」は、やっぱり、切り離して考えられて、そして、「ぼく地球」の話がちょっと出てきたら、「あぁ、懐かしいなラッキー」ぐらいの気持ちになってきました。
第一世代の偉大さに比べると、次世代は小粒だ……っていうのは、いろいろな物語で感じることなんだけれど、次世代は次世代として見ていくと、そこには違ったおもしろさがあるのがわかってきました。
あのとき、輪がありすのことをどんな気持ちで見ていたのかよりも、このマンガの中で大切なのは、今、蓮がそのことを知ってどう思うかなんですよねぇ。
年をとったということかもしれませんが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前作でキャーが1番好きだった(エピソードとしても)のでヒァーのお話は良かった。ヒァーかわいい〜。
さらにこれまた好きだった『みおくる夏』が出てくる話もあってテンションあがる巻でした。 -
3巻読了。
まだ蓮くんが1歳の頃の、高校生輪くんと義弟はじめくんの日常の一コマが可愛かった。姉思いのはじめくんは、ぼく地球の中でも好きなキャラ。
蓮くんやカチコちゃんなど、せっかく新しいキャラを出しているのに、守護天使のシオンと木蓮がちょっと出すぎかなーと思う。そろそろ吹っ切ろう?と思ったり。 -
勝手に漫画は本棚に入れない縛りをしてたけど、解禁することにした。
…GATE7も既に入れてたや(笑)
ボク月新刊が出たので、既刊を読み直し。
なかでもやっぱりこの3巻!
の、最後の話!!
第12話「大人は教えてくれない」
基本的にはぼく地球はぼく地球で完結していて、ボク月の方はあっちで触れなかった部分に光を当てつつ“これから”に焦点がある作りになっていて、いい意味で前作との連続性が薄い。雰囲気とか全然違うしね。
あくまで視点は蓮のもので話が進められて行くところも「次世代編」というタイトルに違わず、コレはコレ!というかんじで読める。
しかし、なんだかんだぼく地球が好きなのである。
ぼく地球の中でも特に好きだったのが「みおくる夏」の話。
輪が学校で書いた詩。ありすへの思いを込めて。
あまりにも内容が大人びすぎているって保護者面談で先生がお母さんに疑問を呈する、輪の異常さを示すエピソードだった。
ぼく地球には全文載っていたわけだけど、あれがすごく好きだった。
トーマの心臓のトーマの手紙か、みおくる夏かってくらい。
そのみおくる夏を書いた時の輪の気持ちを、蓮がサイコメトリして読み取る。
それがもう…!
ぼく地球の中で、輪が輪として感情を吐露する機会は少なかった。紫苑の影響が強すぎて、過度に大人びて、紫苑の木蓮に対する想いを自分のありすへの想いへ投影して。
輪がどんどん紫苑に飲み込まれていくから、輪の感情と紫苑の感情が行ったり来たりして。
そんなときの輪の気持ちを示す秀逸なエピソード。やー、たまらないです。
また読み返そう。ぼく地球。
やっぱり大好きだー。 -
未購入
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ねこのお話はうるってなりました★
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倫くんがかっこいいです。
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友人のバトンだったかな?面白いという話を見て、ようやく購入してみた。確かに面白い。
3巻まで読んだ印象は、輪と亜梨子の子ども、蓮くんと、未来路の娘、カチコちゃんを中心とした子ども仲間達の小さな冒険といった感じ。
ボク地球が始まりからかなりハードな展開を見せたのに対し、子ども世代はかなりゆるやか系。癒しっぽくてよろしいね。やっぱりとても印象的だったのは、ラズロとキャーの猫の話。
あれでぐっと引き込まれた感じがします。
ちょうどボク地球やってた頃って、まだ私も制服着てたんだよね。あの頃は亜梨子が年上だったのに、続編は自分のほうが年上になっていた。コミック相手に言っても仕方ないが、自分がすごい年取った気分です。
ボク地球のサントラがかなりクオリティ高かったと記憶しているので、この作品もある程度集まったら似たような面子で作ってくれないかなとひそかに期待。