愛蔵版 蛍火の杜へ (花とゆめCOMICSスペシャル)

著者 :
  • 白泉社
4.45
  • (307)
  • (141)
  • (54)
  • (9)
  • (1)
本棚登録 : 1632
感想 : 174
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592198406

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 以前読んだことがあるのですが久しぶりに読みたくなって購入。

    表題作が一番好きです。
    先生の描く世界は相変わらずどこか悲しくて、でも優しくてあったかい。

    結末はどうあれ、キャラクター全員の未来を応援したくてたまらない。
    先生の描く世界は可愛いですね。

  • やっぱりこの人の作品は、いつもどこか遠くで切ない。
    映画版も見れば良かったかな。夏目のスタッフなら安心だ。

    ギーン!!(><。)

  • 映画を先に観たが、原作とほぼ同じく、切ないけれど素敵な話だった。番外編もまた素敵な話だった。「蛍火の杜へ」とは関係ない読み切り2本も悪くはなかったが、「蛍火~」があと2本あるともっとよかったな~

  • 緑川先生やぁ~

  • 4つのお話からなる一冊。
    どのお話も切ない…


    蛍火の杜へ
     夏だけおじいさんの家に遊びに来ている少女蛍。
     彼女が6歳の時に森の奥で迷った時に出会ったギン。
     彼は 人に触れられたら消えてしまう という。
     二人の時間が始まる。夏限定で。
     いつしか二人は惹かれ合う。
     森の中での夏祭り、蛍が高校生になってギンが案内。
     その時紛れ込んだ人の子供を助けたギンは消えかかり
     消える寸前にお互いに抱きしめあった。
     消えてしまったギン。最後に告白を残して。

    体温のかけら
     竹田が引っ越してきてから11年。
     ずっと想い続けている吉尾。告白したが届かず。
     お互い、思い合っているのにきちんと向き合えず。
     ただ、壊れない関係を保っていた二人。
     竹田彼女が出来均衡が崩れ。
     吉尾はそれでも諦めきれず。
     竹田彼女が出来た人で『苦しめているのは誰?』と。
     その言葉を受け、竹田は吉尾の元に走る。

    星も見えない
     チャラ男の才谷は偶然美人の石田と学校でぶつかる。
     ここで初めて才谷は石田と 話してみたい と思う。
     石田の父親の都合で突然引っ越すことになる石田。
     初めて告白する才谷。
     多分…受け入れたんだろうな。石田は。

    蛍火の杜へ〜特別編〜
     蛍とギンの淡い恋のお話。
     二人とも可愛く切なく。
     ギンサイドから見た、ギン消滅の少し前の思い出話。
     愛が深い二人です。

    とにかく切ない‼︎
    ここまで切ないストーリーを描く緑川氏に脱帽です。

  • 切ないなあ

  • 短編が4本収録されています。
    それぞれが切なくて、胸がキュっとなるようなお話でした。

  • 特別編の松蓑の「迷うて… 迷うて… 腹が減って… ………… 大事な柿を食べてしもうた…」がなぜか泣ける。

  • これは良い話。
    切なくて、いい。

  • 素晴らしい50ページでした。

著者プロフィール

漫画家。熊本県出身・在住。血液型はB型。1998年、第18回LMGフレッシュデビュー賞を受賞した「珈琲ひらり」(『LaLa DX』(白泉社)11月号掲載)でデビュー。2000年、「あかく咲く声」で第25回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞。

緑川ゆきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×