- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592216025
作品紹介・あらすじ
八雲による誘拐事件から帰ってきた高嶺と花・・・。ヘリからの着地の衝撃で怪我をしてしまった高嶺は搬送先の病院で遂に想いを自覚・・・!? 唐突に始まった猛烈アピールに花もたじたじ・・・!? 追われる者が追う者に・・・立場逆転のゲームが始まる! 番外編も多数収録★
2018年10月刊
感想・レビュー・書評
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恋を自覚して本気になった高嶺さんは色んな意味で突っ切ってて可笑しい(良い意味で)。でもこれでこそ高嶺さんって感じ(笑)前巻がシリアスな展開だったから、これぐらいでちょうどいいwwというかこれぐらいじゃないと何だか「高嶺と花」じゃない気がする。
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やっと二人の気持ちが前に進み、どんどん最終巻に近づいて行っている気がします。
相変わらずのテンションだけれど、そこがまた良かったのに、真面目に話が進もうとしている。
これから二人はどうなっていくのか楽しみです。 -
11巻でドラマティックな急展開を迎えた高嶺と花。既に花は自分の想いを明らかにしているし、後は高嶺が素直になればいいだけ……という段階であんな誤爆をかます高嶺にはちょっと笑ってしまった
ただ、11巻で起きた事件や直前に見た夢によって高嶺が素直になれたのは事実。高嶺が本音を露わにした事できっと二人はカップルになってしまうんだろうなと一瞬思わせてからの「無理です」には更に笑ってしまった。
普通の少女漫画のヒーロー、ヒロインにはとことん成れない二人なんだな(笑)
そこからの展開は良い意味でいつもどおり。花を自分に振り向かせようとあの手この手でアピールしてくる高嶺。高嶺を表現豊かな言葉であしらい続ける花
両者ともに想いを明らかにしてからのこの遣り取りにはじれったい部分があるのは事実なんだけど、こういった漫才のような応酬がある関係こそ高嶺と花らしいと思えてしまう。他の少女漫画みたいな恋愛をして色ボケしたい二人を見たいとは思わないからこそ、このような展開を許せる部分はある
そもそも、作中で花が言及しているように今の高嶺は自覚してしまった想いを持て余して花にアタックしている状態なんだよね。だからあの事件や高嶺の発言で傷ついた花の心、そして花自身が高嶺との関係をどのようなものにしたいと思っているかに目を向けられないでいる
花からしたら11巻からずっと高ストレスな状態が続いていることになる
そんな中で降って湧いた偽恋人展開。おかモンにその役割を担わせるのは少し残酷な気もするけど、それによって高嶺がちゃんと花と向き合えるようになれば、おかモンもようやく花への想いにケリを付けられるのかな?
それぞれの人物の想いの行き場が整い始め、クライマックスが近づいているような気がする -
やっぱり高嶺さんがイキイキしてると楽しい。表紙からうざくて絶好調ですね。(当然褒めてる)