神さま学校の落ちこぼれ 5 (花とゆめコミックス)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592224259

作品紹介・あらすじ

2023年5月刊

感想・レビュー・書評

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  • ツクヨミがナギの特殊性を推察できた事でナギという存在の重要度がはっきりしない形であっても跳ね上がった印象
    そんなタイミングで行われるのはナギの特訓ですか
    …まあ、これはツクヨミの教え方が下手すぎてどこまでナギの参考になったか曖昧だけど。言いたい事は判るんだけど、教え方がね……


    ツクヨミの思惑はさておき始まるは体育祭
    自分を取り巻く危うさを知らないナギは体育祭にできる限り参加して楽しもうとしているようだけど、そもそも神通力が使えないのでは神通力を使う前提の競技に参加できやしない
    と、思ったらまさかの神楽経験を買われてダンスの中心メンバーになるとは

    それは喜ばしい事だけど、やっぱり本題となるのは競技そのもの。中でもリレーに参加したモナカの話は色々と面白かったね

    瞬間移動の競技という特殊性。他の能力が組み合わさる事で有利になるオルハの存在
    というか、オルハは高い能力を有しているだけに留まらず、少々小狡い性格をしているようで。ただ、その狡さを高い計算の元に行っているから外見の評価は高くなると
    真っ当に努力するモナカとは相性が悪いわけだ。おまけにナギに対して不穏な要求をするものだから読者からの好感度も低下傾向…

    本番のレース、モナカはとんでも無い荒業に出たね
    リスキーな能力の使い方。けど、そうでもしなきゃ自分より強い相手には勝てやしない。モナカの本気がこれでもかと表出していたよ
    それだけに不正にならないギリギリを突いたオルハが小憎らしい……


    今巻は不穏な空気が漂う中での体育祭と何処まで呑気に楽しんで良いか判らない内容だっただけに、徐々にナギへの独占欲を見せ始めたトータの子供っぽい振る舞いにちょっと癒やされてしまったり

    そんな不穏と癒やしが交互に発生する中で遂に生じたナギの誘拐。スサノオさま(たける?)の思惑は何処に有るのか……?

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著者プロフィール

漫画家。2011年、『ザ花とゆめ』(白泉社)にて「恩返しUMAうにょくらげ」でデビュー。著作に、実写映画化・実写ドラマ化した『兄友』(白泉社)や、『ラブ・ミー・ぽんぽこ!』(白泉社)などがある。
Twitter @modomutu

「2023年 『神さま学校の落ちこぼれ 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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