- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592228349
作品紹介・あらすじ
煌三郎の不倫が週刊誌に報じられ、ショックを受けた様子のさらさ。<br>再会した母・えつこにも聞きたいことがたくさんあり、悩みは尽きないが…。<br>そんな中、「杉本バレエスタジオ」での自主練後にさらさから相談を受けた愛は…!?<br>スピンオフ(澄栖杏編)も収録!2023年10月刊
感想・レビュー・書評
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間が開きすぎて忘れちゃった。
次は早く読めたらいいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2回目の夏休みが終わって、
本編はこれから文化祭の準備へ向かう感じかな。
自分の父親のことが知りたいさらさは
帰国中の母親に尋ねてみるも教えてもらえず・・・。
その一方でさらさの存在に感づいた週刊誌の動きが気になりますね。
そういう形で父親のことを知るとショックを受けそう。
詩織さん大好きなので少しでも出番があって嬉しいです。
いつも本編より面白いスピンオフはさらさが指導係になった杏のお話。 -
本編短くて残念。番外編も面白いけど。
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煌三郎の怪しい噂、あっという間に否定されたのには笑ってしまったと云うか肩透かしだったと云うか
一方で週刊誌の恐ろしさを思い知らせる為の小話となったのかなとラストを見て思ってしまったり……
母の帰還とベンジャミンの来訪により否応なしに興味が湧いてくるさらさの家庭問題
ここでさらさがかつて愛に伝えた言葉が回り回ってさらさへの助言として返ってくる展開は良いね。…さらさは自分の言葉と全く気付いていなかったけども(笑)
さらさはようやくにして自分の家庭の暗がりに手を突っ込む気になった。けれど、現時点でえつこに明かす気は無いようで
ただ、ほんの少しだけ明かされたのはえつことさらさが別れて暮らす事になった詳細な経緯。また、そこに存在した親心とえつこにとってさらさがとても大切な娘なのだという点だね
この点が判明したのは大きな意味が有ったように思えるよ
そうして母親の愛を確かめられたからか、さらさはもう一つの暗がりへと手を伸ばしたね
さらさの誕生日にバラを送り続ける正体不明の善人、その正体をさらさは予想していたようで。また、ちょっとしたフェイクである煌三郎が父かもという点も違うと気付いていたのは驚き
少し前までのさらさは自分の直ぐ側に有る諸々について考えないようにしているのでは?と思わせるくらいに周囲の暗がりに言及していなかったのだけど、こうしてきちんと彼女の考えが明かされてみればさらさは自分の出自について惑わされずに正しく考えつつそれに振り回されない強さを持っていると感じられたよ
そのような自分を整理する流れで暁也に対して別れ話を持ち掛けるとは思わなかったけども
ただ、この点は暁也の方が一歩上手だったのかな?最後の台詞は憎らしいね
そして学校に戻ったさらさ達100期生が向き合い始めるのは卒業公演。今度はどのような舞台になるのだろうね?
スピンオフは澄栖ですか
何度かさらさやエレナとの交流は描かれながらも、じゃあどういう人物なの?という部分については深く描かれた印象の薄い彼女。それだけにこうして一つの物語として彼女が深堀りされるのは有り難いね
イギリス人のルーツが混じっている為に他の学生達と異なる見た目を含む澄栖。好奇の視線に晒される事も勝手に憎まれる事もある彼女にとって邪心の無い態度で接してきた彩葉は貴重な友達だね
澄栖にとっては心地良い言葉を濁さない彩葉の物言い。けれど、異なる見た目を持つ澄栖が学校生活で浮いてしまうように異なる言葉を持つ彩葉も浮いてしまうというのは何処か息苦しさを感じてしまう
そのような状態に陥っていた澄栖にとって紅華に辿り着く事は一種の救いだったのかも知れない。そしてそのような心境だったからこそ部活動が何処か御座なりに映ってしまったのかな…
演技の解釈を盗まれるという許し難い事態をより決定的な破滅へと追い込んだのは澄栖の言葉が足りなくて彩葉の言葉が足りすぎてしまった点か
自分は何の文句も言えないのに、代わりに言ってくれた彩葉に有難うと言えなかった
紅華に入っても変われない澄栖にとって心境を大いに変えた大木先生との面談は感動の一言……
言葉足らずで何も考えてないようにすら見える澄栖に対して、「何も無いようには見えません」と言い切り、その上でこれまで彼女が言えずに過ごしていた言葉の数々を引き出した上で自分に失望していた澄栖の認識を変えさせた大木先生は流石ですよ!
おまけに締めの言葉まで格好良いとか狡いね!
スミスが今回得た教えは彼女自身だけでなく、エレナをも変え、いずれは101期生すら変えるのではないかとの予感を抱かせたよ -
各人の背景とかも語られるようになり、だいぶ物語が深くなってまいりました。
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さらさの家庭の事情とか、天真爛漫に見えるさらさが抱える痛みとかがより浮き彫りになってきて切ない巻でした。
これからまたさらさ周りでひと悶着ありそうなラストでしたが、どうか無事に、全員でステージに立ち、納得のいく紅華人生を歩んでほしいです。
そして愛ちゃんが、相変わらずさらさとの友情噛みしめて大事にしてて可愛いな!と思いました。
さらさの心に真剣に向き合おうとしているし、二人の友情は宝ですね。
願わくば紅華モチーフの朝ドラについても、もうちょい描いて欲しいなー。 -
さらさの父親は誰?問題はなんかいろいろあってうやむやに・・・
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本編はさらさの家庭環境の話で波乱がありそうですが、ぶっちゃけそっちの話はあまり興味を持てないのだよな笑。
夢を追いかける少女たちの話が好きなので。
そういう意味では澄栖杏の外伝はよかった。