啼かない鴉は嗤わない

著者 : 新井サチ

• 白泉社 (2014年9月25日発売)

作品紹介・あらすじ

江戸の町で刀鍛冶を営む白鷺は行き倒れていた美麗な男を助ける。黒づくめのその男の正体は『闇討ちの鴉』と呼ばれる凄腕の殺し屋。鴉の美しさに魅了された白鷺は彼と組んで『仕事』を始めるが…。
2014年9月刊。

感想・レビュー・書評

[banri08さんの感想 · 2015年11月13日]

時代劇もの、刀鍛冶・白鷺×人斬り・鴉。面白かったです、ひょんな事から組むことになった2人、明るい人柄で懐深い白鷺と一緒にいるうちにだんだんと惹かれて鴉に感情が表れてくる様子が可愛かったです。白鷺も明るいだけでなくうちに抱えてるものがあって、とお互いを補いながら進んでいく人情ものでした。鴉が人を切る度に人肌を求め褌姿で白鷺に乗っかっちゃうのもいい♪ 楽しく読了でした。

[【静】さんの感想 · 2014年11月7日]

ん～、すみません、期待していた感じではなかった。江戸時代いくら武士でも人斬りは、滅多に無いと思う。しかもこんなザックザックとあり得ない。という点で鼻白んでしまって…。ザンネン。そいう言う所に注目すべき物語ではないとは思ってるんですが…。