昭和少年図鑑

著者 : ねじめ正一

• 白泉社 (1999年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[MOTOさんの感想 · 2016年1月7日]

「昔は良かった。」
なんて、過ぎ去ってしまった頃の事を今更懐かしむ何てこと、
ぜ～ったいしないっ。
今、大事なのは今だもんね。
…
などと、強がってみても、
さあっとした青空にもくもくの入道雲。
そこへやってくるチリンチリンアイスを売るおじいさんや
膝に赤チン塗った麦藁帽子の少年がやってくると
たまらず胸がじ～～～ん。。。

イラストの趣きもいい感じ。
昭和アイテムに対しての思い出コメント。
きっと、読む人それぞれにいろいろあるんだろうなぁ…

[円軌道の外さん · 2018/01/17]

MOTOさん、ご無沙汰してすいません！
お元気ですか？
本棚のラインナップがいちいちツボなのと
MOTOさんのオリジナリティー溢れる心地よいレビューが妙に懐かしくて(笑)、
ゲリラ的にいいねポチ押しまくってしまいました！
(驚かせてすいません！)

実は、ボクサーを引退して教える側に回ったのと、新しい仕事が多忙なのと、
あとなぜか突然レビューが書けなくなったことの三重苦で(笑)
気づけば約２年ほど、ブクログを休んでおりました(汗)

つか、この本、バリバリの昭和人間でオールドタイプの自分にはたまらんです！(笑)

チリンチリンアイスを売るおじいさん！
(決まった時間にアイスクリンをチャリンコで売りに来るおじさんがいました。あと、凄まじい爆発音が楽しみだった車で来る移動ポン菓子屋や学校の前に教材やヒヨコを売りに来るいかがわしいテキヤさんとか笑)

赤チン塗った麦わら帽子の少年！
(そういえば当時の小学生男子は一年中半ズボンで、みんな赤チンつけてましたね。あと、一年中みんな鼻水垂れてた笑)

漫画『ドラえもん』によく出てくる土管も
最近の子は知らないでしょうね。
雨の日も土管の中で遊べるし、
秘密基地にもなるし、
かくれんぼでも重宝するし、
昭和には欠かせない風景でした。
(そもそも今は土管どころか、空き地もないですもんね笑)

当時はまさか昭和が終わるなんて夢にも思ってなかったけど、
今度はもうすぐ平成が終わっちゃうんですもんね。
光陰、矢の如し。
過去に思いを馳せながらも、
昭和に負けないくらいのいい時代を作っていきたいですよね。


ということで、まだまだ完全復帰とはいかないですが、
まぁ、焦らずボチボチやっていきますので、
今年もどうかよろしくお願いします！


P.S. その後、100分で名著の良寛さんのテキスト手に入れられたでしょうか？
なんか気になってました(笑)

[MOTOさん · 2018/01/21]

円軌道の外さん、こんにちわ。
いやぁ～、このコメント欄クリックしたのも、相当久し振りすぎて若干うろたえておりますです、ハイ…（笑

とりあえず、お元気そうで安心しました♪
忙しかったり、書ける気がしなくなったり、いろいろありますけど、ブグログがある限り、いつでも戻って来てくださいね。
円軌道さんの外さんの言葉には心地よい温度があるんで、読めばいつでもカイロみたいにホカホカ。いつでも楽しみにしています！

自分達が子供の頃って、遊ぶグッズは少なかったけど、幸い遊び相手には不自由しなったので、知恵を出し合い、くだらない事でもりあがってホント楽しかったですね。
ちょっと寂しい気持ちがする位（今と比べちゃうから？）昭和時代のエピソード本には心を持っていかれてしまいます。

話変わって、円軌道の外さん、たくさんのレビューをＵＰしてくれたんですね♪
実はウチのパソコン太も年をとり、疲れてすぐ休みたがってしまうので、これから少しずつ、じっくり読ませて頂きますね！（すごい楽しみ）

こちらこそ、おじいちゃんパソコン太と陽だまりでのんびり状態のレビューしか書けない状態にありますが、ホントゆ～っくりのお付き合い、今年もよろしくお願い致します♪

ＰＳ　良寛さんのテキスト、無事ＧＥＴできましたよ♪入手困難って言われたモノ手にする時って、テンションあがりますね。

著者プロフィール

ねじめ正一
1948年東京都生まれ。詩人、作家。　
詩集『ふ』(櫓人出版会)でＨ氏賞、『高円寺純情商店街』(新潮社)で直木賞、『荒地の恋』(文藝春秋)で中央公論文芸賞、『商人』(集英社)で舟橋聖一文学賞、『まいごのことり』（佼成出版社）でひろすけ童話賞、『ひゃくえんだま』(鈴木出版)でけんぶち絵本の里大賞びばからす賞を受賞。
主な児童作品に『ぞうさんうんちしょうてんがい』（くもん出版）、『ずんずんばたばたおるすばん』（福音館書店）、『みどりバアバ』（童心社）など多数ある。

「2022年 『たんていベイビー　きえたヤギのおばあさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」