江戸ねこ捜査網 (招き猫文庫 ろ 1-1)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 28
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592831358

作品紹介・あらすじ

化け猫騒動で知られる鍋島藩の末裔、今は江戸で暮らす鍋島通茂は25歳だが総白髪、人嫌いの変わり者で知られる。しかし彼には猫の言葉を解する能力があり、「猫のため」様々な難事件に立ち向かう!
2016年4月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 道茂の人に対する態度とネコに対する態度の差が、あまりにもあからさまで笑ってしまった。

    猫の言葉を理解し、猫助けをするという設定も面白かったと思う。

  • 猫の言葉を理解する能力があって猫助けをする主人公。
    久しぶりの時代小説だったけどとても面白かった。

  • 最近、招き猫文庫ばかり読んでいる気が・・程よいユルさの江戸モノが多く揃っているので、重宝しております。
    で、この本、タイトルに“ねこ”が入っているというだけで借りてきた一冊。
    猫の言葉が解る、鍋島家の若隠居・通茂が、“猫助け”の為、さまざまな事件に立ち向かう話です。
    白髪イケメンで、凄腕の剣士でもある通茂ですが、人嫌いで、所謂“画伯”でもある困った若様でもあります。
    新右衛門との、固い信頼で結ばれた主従関係が微笑ましいです。

  • しゃばけ続く面白いお江戸ものはないかと模索中。なかなかあのシリーズを越えるものはみつからないけど、この作品結構おもしろかった。

  • 化け猫騒動で有名な鍋島家の若隠居・通茂が猫のため事件を解決するお話。家督争いから通茂が猫語を理解できるようになった経緯とか、通茂が哀れにも思えるけど、猫語を理解できるというのは途轍もなくうらやましいことです。結構面白かったので、もっと読まれても良いのにな。これ一冊でも纏まって仕上がってますが、続編希望です。

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