- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592850922
作品紹介・あらすじ
僕は、最高のセックスを提供できる理想の性奴として改造された人型仔猫、湊。競りにかけられたのちに、連れていかれたのは、大きなお屋敷だった。そこには、僕を躾けてくれる、車椅子の飼い主、加賀田様が待ち受けていたんだ。キスだって初めてなのに、尻尾の付け根をいじられて、敏感になってく自分のカラダにドキドキしゃう。さらに躾けの一環として、加賀田様の目の前で、銀色の、綺麗な綺麗な人猫シャオと繋がるように命じられて!?-耽美の女王が、小さな獣たちを愛で尽くす表題作ほか『天児』『ディナーには僕を』等収録。
感想・レビュー・書評
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代表作の『クリームな僕』よりも他に描かれている短編のほうが私は好みでした。
お初の作者なのでどうなのか不安だったのですが、嫌いじゃない。というのも必ずしもハッピーエンドではないというのが私の趣向にあったのかと思います。
『天児』も思っていた内容とは異なり、まさかのハッピーエンド。一人称で話が進んでいくのが好きではないのですが、私はてっきり乙彦とくっつくとばかり思っておりました。
次回、この方が描く作品をどうしようか迷う作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表紙の猫耳ショタがかわいらしくて購入。本当かわいいです。
短編集で本自体も薄いので少々割高感が。
表題作「クリームな僕」はBLには珍しいショタ×ショタありリバありご主人様の陵辱ありで結構好みでした。
「ディナーには僕を」も男性向けショタ本にありそうな展開。
「天児」は歴史和物。
「妖精王子東京へ行く」は妖精ファンタジーですが、自分としては手のひらサイズの妖精等にイタズラするような話が地雷なのでなんとも…。わざとそういう風に書かれてるんですが主人公がクズすぎる…。しかもリバ(といっていいのかわかりませんが)。
過去雑誌等に掲載されたお話の加筆修正とのことですが、古き良きBLといった感じでしょうか。