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- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592862796
作品紹介・あらすじ
「殺されるなら、あなたがいい―――」
竜族の最後の生き残りルートヴィヒは、いつか人間の伴侶を持ち、
平和に生きることを夢見ながら、ガーネ山の洞窟で両親の残した
宝石を糧に身を隠すように暮らしていた。宝石の守り神であり、
その体液はすべて宝石になる神秘の存在としてガーネリア国の
信仰の対象だった竜族は、いつしかその神聖性を失い、
大きな戦争を機に、厄介で滅ぶべき存在と思われるようになっていたからだ。
ところが絶対に人間に知られるはずがない神聖な竜の棲み処に、
ある日見知らぬ男が現れる。警戒心をもたないルートヴィヒは、
人間と初めて出会えた喜びに舞い上がりもてなそうとするが、
その男・エリックは対照的に、自分の家族を奪った竜族を
憎んでいると言い放ち―――。
復讐の炎を燃やす義賊×無垢で一途な竜の純愛ファンタジー!
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