「愛してる」と言わないで (白泉社花丸文庫 ひ 3-3)

著者 : 響高綱

• 白泉社 (2005年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[lovenovelsさんの感想 · 2019年10月1日]

ナンバーワンホストが恋人。トラウマを抱え、自分に自信のない真琴にとって、信じられない状況。なんで自分に興味を持ったんだろう...。と考えてしまうのは分かる気がする。周りにもっと魅力的な人が沢山いるのに。と。
そんな真琴と違い、邦彰は真琴のことが好きと全くぶれずにいい続ける。そんな邦彰と一緒にいることで、真琴も自分のことをもっと認められるようになるといいな。と思った。

[k2kannnaさんの感想 · 2013年7月5日]

ホスト×写真屋。K町大箱のNo.1ホストがメインキャラの割にはギラギラしたところのない切ない系のラブストーリー。個人的に文体になじめなかったせいもあるが、感情の揺らぎが唐突でついてゆけない箇所が多々ある。受けが一人、グルグルと空回りしている感が強く、心身ともに忍耐強い攻めに感服する一冊。

[彩波（いろは）さんの感想 · 2011年10月28日]

　日本有数の繁華街で働くホストと、店頭掲示用の写真を撮る写真屋さんのお話でした。
　誰よりも華やかな邦彰の魅力に魅了されてしまった真琴は、邦彰から思いもがけず、告白されるが……というような話でした。

　なんていうか、邦彰が余裕があるのがとてもよくわかる……でも、それが適度な甘さないい話だったと思います。

　過去の恋愛のトラウマから、なかなか踏み出せない真琴にもちゃんと、ペースを合わせられてるし。
　とにもかくにも、邦彰の包容力が半端ない……。
　まぁ、ホストだから当然、といえば、当然……なんですが。

　どちらかというと、物語がずっと真琴視点なので、真琴がおたおたしてるのをずっと眺めてる……という感じになっているかと思うんですが。
　でも決して、真琴は見当違いの勘違いをして突っ走るタイプでもなければ、変に天然でもないので、全然、読んでて苦にならなかったです。
　面白かった！　と、思います。

　できればもうちょっと邦彰視点の邦彰がイライラしたり、おたおたしてるところも見てみたかった気もするんですが……。
　きっと、余裕かましてるけど、影では余裕がないんだろうな……って、素敵妄想をしっかりさせてもらえるような話でもありました。
　本当にごちそうさまでした！

[sakura815さんの感想 · 2007年10月18日]

BLの王道をいく作品！と思いましたが，なんだか切なくて感情移入してしまいました．こんな風に愛されたーい！イラストが美麗！！

[Yさんの感想 · 2006年7月31日]

うっかり号泣。
ジャケ買い。