- Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592880639
感想・レビュー・書評
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主役がチビ猫という名前なのは革新的だ。
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おれさ あんたの映画とりたい
お手持ちのきなこもち…いやゴマよごしといったお荷物はなんでございましょうかお客様
え?これ猫です もう浜でころげまわって砂まみれですけどシャワーで洗えばほんのりかわいい猫になりますから そしたらごらんにいれますわ
ねこふまないで ねこふまないで ねこふんじゃーふんじゃーつぶれちゃう
そいでもってそいでもって
みつあみが前より無邪気な印象で可愛い -
大島先生の物語には可愛らしさがいっぱい詰まってる。
描きながら自分の中の自分を育て、慈しんでいるかのよう。 -
いい話が多い
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どちらにしてもわたしはたいへん君を好きだったね。
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『ペーパーサンド』が4巻通して一番すき。
わたしも小さい頃砂場の砂をずっと掘っていけば
地球の向こう側に行けるのだと思っていた。
「その野良猫はトイレをする様子もなくて
ペーパーサンドを幸福の種のように
地面にまいたんだよ」(P136) -
双子の猫の話が印象的。
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すきだな
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猫は
だれにも信用されずに
日がな一日
光を浴び
風の舵をとって
歩いたり
走ったり
寝ころんだりする
そうして
その目で
より細密に
この世のシャッターを
切りつづけるのだもの
人間より早く
大人になってしまうのも
無理はない
(「毛糸弦」より)
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カバーデザイン/羽良多平吉&エディックス