- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592880752
感想・レビュー・書評
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最後ちょっと本来のストーリーに戻ったけど、この巻もパラレルがけっこう多かった印象。最初はキ◯ガイじみた子どもだったパタリロが、だんだんスーパーマンかと思うような能力の高さを見せ始めて、しかもそれなのに相変わらずバカで、最高のキャラだな、と思う。天才とバカを共存させた稀有なキャラ。
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読書録「パタリロ!選集5」3
著者 魔夜峰央
出版 白泉社
P217より引用
“それにしても毎日たくさんの薬を飲まされるのには閉口する
なにしろ薬の副作用をおさえる薬まであるんだからまいった
誰かがもうけるためにこんなに飲まされるのにちがいない”
目次から抜粋引用
“パタリロ桜吹雪
マリネラに降る雪
赤い人魚
パタリロの1日
恋の旅路”
南海の小島の王国の少年国王を主人公とした、少女漫画風ハ
チャメチャギャグ漫画。
常春のマリネラ王国、いつもの様に暇つぶしをしていたパタリ
ロの元に、いとこから手紙が届いたのだが…。
上記の引用は、パタリロの1日を描いた一話でのパタリロの台詞。
10歳にしてかなりの数の生活習慣病を患っているパタリロですか
ら、薬漬けになっているのも仕方が無いのかもしれません。いい
ものを食べようと思えば、いくらでも食べることが出来るという
のは、実に体にわるいものなのでしょうね。
しかし、プラズマX等の凄い発明が出来るのですから、薬を飲まな
くてもいい方法を編み出してもいいようなものだと思うのですが。
まあ、何もかも出来てしまっても、より一層可愛げのない主人公
になってしまいそうですね。
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