朱鷺色三角(トライアングル) (第1巻) (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592882916

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  • 全5巻 完結

  • 数年ぶりに読んだ朱鷺色三角。
    元モデルの母を事故で失った高校バスケ界一のプレイヤー・穂積リン。天涯孤独だと思っていたが、実は父方の一族がいて、自分が悩んでいた超能力が一族に起因するものだと知る。父親そっくりの従兄弟・レイや祖父の妾の子供の子・つぼみとの出会い、そして祖父の遺言状公開の後事件が起こる...

  • 母を交通事故で亡くして間もない霖のもとを
    瀬戸内海に浮かぶ蒼島から穂津見家の弁護士が訪れる。
    当主が死去し、その遺言状を公開するので
    直系の孫である霖にも立ち会ってほしいというのだ。

    父・霙一は早くに死去して自分は天涯孤独だと思っていた霖は
    親戚に会うことに魅力を感じて蒼島を訪れる。

    公開された遺言状に書かれていたのは
    数百億ともいわれる穂津見家の財産のほとんどを
    亡き長男・霙一の子である霖に譲るということだった。
    その意外な内容に納得がいかない
    一族は色めき立つのだった。

    翌日、釣りに出かけていた雲行が溺死する。
    さらにその夜、霖になついた蕾の上に大きな枝が落下する

    実は穂津見家は代々超能力を持つ家系で
    その「穂津見の血」を守るために
    近親結婚を繰り返してきた歴史を持つのだった。
    霖や零治にもその力は残るが
    もはや微小なものにすぎないはずだったのだが・・・。

    3日目には、霍が使用人とともに崖から墜落死する。
    霖は蕾を連れて蒼島を出ようと決意するが
    零治の出生にまつわる秘密を知ってしまう。
    霖と露子が外に出たすきに靄が絞殺され
    霞が連れ出された。
    連続殺人犯は、いったい誰なのか
    何を目的とするのか・・・?


    めちゃめちゃ血生臭い殺人事件
    血縁者が遺産で家族を殺しまわる
    そこに超能力が関係している
    そして島という閉鎖された土地
    誰もが味わう黒い感情と愛情

    のちに続編 パッションパレードがある

  • 小学校の時、ピアノの先生んちでひたすら読んでた懐かし漫画。
    続編のパッションパレードの方が好きかもしんない。

    女性が強い作品ですね。
    蕾、ガウィ、ジューン、蛍子、霧江(この人は病的。)、リンダ、etc…。

    そういえば、霖父とママの話が一番好きかも。
    ジョーカーの話も好き。成功して良かった。

  • 唯一の肉親の母を亡くし、天涯孤独の身の上になった高校生・穂津見霖。ところが、亡き父の親兄弟がある島にいるという。霖は会いに行くことに。実は、霖には微弱ながら超能力があって・・・。
    親族結婚や妾腹など結構ドロドロした背景がありますが、主人公の霖や異母兄の零がとにかく格好良い。
    ちょっと暗めですが、少しミステリアスな雰囲気の中展開されるスリリングなストーリーから目が離せません。
    全3巻。『パッション・パレード』に続きます。こちらは雰囲気が一転、爽やか青春ラブストーリー。

  • 最初のお話と番外編がいい!!

  • 駅前の平安堂ができたころ、まんが文庫はまだビニールがかかっていなくて立ち読みできました。
    偶然読んではまりました。立ち読みで読み終えて、まだ欲しくて、誕生日に買ってもらいました。

  • 「パッションパレード」の前作。

  • 雨かんむりの漢字の名前の妖しい魅力の男子が大活躍。

  • 「蛍たちは笑う」が好きだったので。

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