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- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592883661
感想・レビュー・書評
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美内すずえさんの手に拠って描かれた、「織田信長と濃姫」の物語。
「仕掛けたのは殿で御座いましょう」のセリフが好き。
少女マンガマンガしてなくて、真面目な部分も多々出てきてドキドキ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『ガラスの仮面』ファンにとってはたまらない一冊。
というのも、『雪の音』『雪の日』『ふりむいた風』の短編3本が、『ガラスの仮面』における恋愛絡みの描写を先取りしているからです。「主人公たちを孤立させることで結びつける」というメロドラマの常套手段を、短いページ数のなかでこれでもかと駆使しまくる剛腕に圧倒されます。登場人物も当然ながら少なく、『ガラスの仮面』が140分超えの大作映画だとするなら、こちらはさしずめ90分以下のB映画。無駄が切りつめられて緊密な印象のある、非常に読み応えのある短編だと思います。
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