姫くずし (白泉社文庫 た 1-11)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592887232

感想・レビュー・書評

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  • 大物実業家と芸者をしている母親の間に生まれた姫川基-通称姫。
    都内の高級マンションに一人で暮らす彼は、高校生だけどお酒も飲めばタバコも吸う、自由きままな生活を送っている。
    当然学校ではトラブルメーカー。
    ただ女性と見まごうほどに美しくクールな姫に周囲は振り回されながら惹かれてしまう。
    人の心を翻弄し、クールで自堕落にふるまう姫だが、心の中は孤独感や淋しさにあふれている。

    リアルタイムで雑誌で見ていたマンガです。
    当時でもファッションとか、姫のキャラ設定がちょっと古いな~という印象でした。
    この作品だけでなく、竹宮惠子さんのマンガって現代を舞台にするとどれも時代感覚のズレを感じます。

  • 高2病ってこんな感じなのかな…。姫は若くてむちゃくちゃで反骨精神にあふれてるけど、実状は孤独な男の子。そしてなんと言っても美少年!ホモろうがなにしようが、女の子は皆うっとりなのである。つまりは姫くん萌える!

  • これがJUNEというものか…。必ずしも男同士ではないのね。

  • 久しぶりに読み返したのですが、やっぱり面白い!
    風と木の詩も改めて読んでみたいです。

    姫が最強に可愛すぎるけど、吉田も好きだー

  • これも竹宮恵子。姫くんステキ〜ッヒュ〜♪あんまり考えないで読める楽しい漫画。

  • なんだかつかみどころの無い感じ??

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著者プロフィール

1950年、徳島市に生まれる。徳島大学教育学部中退。68年『リンゴの罪』でデビュー。70年、雑誌連載をきっかけに上京。以後、SF、同性愛、音楽、歴史などを題材に多彩な執筆活動を展開。80年、『風と木の詩(うた)』『地球(テラ)へ…』により第25回小学館漫画賞を受賞。主な作品に『ファラオの墓』『イズァローン伝説』『私を月まで連れてって!』『紅にほふ』『天馬の血族』『マンガ日本の古典 吾妻鏡』などがある。京都精華大学にて2000年~教授就任。14年~18年学長。2014年紫綬褒章受章。

「2021年 『扉はひらく いくたびも 時代の証言者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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