赤迷宮/虹迷宮―京&一平シリーズ 11 (白泉社文庫 か 6-11 京&一平シリーズ 11)

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著者 : 神谷悠
  • 白泉社 (2008年5月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592888611

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赤迷宮/虹迷宮―京&一平シリーズ 11 (白泉社文庫 か 6-11 京&一平シリーズ 11)の感想・レビュー・書評

  • なんかもう切なくて。胸が痛い。いっそ恋愛感情だったならもっと簡単だったのにと。違うから、ただでさえ人と関わる事をさけてきた京が乗り越えるには難しい。どうしていいかわからずに、途方に暮れているように見えるのです。独占欲、と言ってしまえば簡単だけどそう言ってしまうには繊細すぎる感情。恋人じゃない、だから独占できない。だけどこころを許しているのはただひとりだけで、いなかったら独りになってしまう。恋人でもない、親でもない、親友と言い切ってしまうにはなにか足りない。存在する枠に当てはめられない関係を、感情を、持て余してずっと揺らいでいるように見えます。京をそんな風にしておいて一平は放置していっちゃうんだもんなぁ。普通なら子供じゃないんだから当然の事なんだけど、京だから。本当は話すはずだったその日の出来事を、まるでそこに一平がいるかのようにぽつぽつとひとりごちる京に泣きそうになりました。京の何気ない動向に気付いて、忘れるわけないだろと言われただけで救われている京が嬉しいけど哀しい。だって何度も繰り返す。
    最近京ちゃんのご機嫌はどう?と結城に聞かれる一平。そういう面では結城の方が遥かに京を理解している。言われるまで気付かないなんて一平のあほー。虹迷宮は桜迷宮以降の中では割と好きです。京&一平とアキラ&結城の共演。結城の京への気にかけ方は愛があるなぁ。性質は全く違えど、近いから、でも京は不器用だから、つい手出ししてあげたくなっちゃうんだろな。今回もまた、ひとつの方向性を見せていきました。誰かの為の自分。だけどそこだけに落ち着いてしまったら哀しいよ。結城と京が話してるの、少し嫉妬していた一平。結城の方が一平が解らない部分を解っている事に嫉妬しているのかもしれませんね。

    単行本で読んでた頃には言葉に出来なかったもやっとした気持ち。今なら解る。このみの理解ある風が腹立たしいです。その上で自分を知って欲しいと挑戦してくるあたりが更に腹立たしい。そういう問題じゃないのに。見せつけて、それが更に京の孤独を深める事だとなんで解らないんだろ。なるほど相応しい相手だ、と思わせて?それでどうしたいの?戻ってきてからの方が女女しててきつい。優子ちゃんはそんな事しない!て泣くところからが非常にうっとおしかった。綾小路くんは氷なんかじゃないって知ってたもの、とか。変わって嬉しい、とか。いっら~!としました。そら京も表情なくしますよ。意地悪も言いたくなりますよ。土足でずかずか踏み込んでくるなと。

    本編ではめられてホストバイトの肩代わりをするハメになった京ちゃん。描き下ろしでなんと。メイドやらされてる(笑)ちょとびっくりしました。

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