てるてる×少年 (第1巻) (白泉社文庫 た 8-4)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592888901

感想・レビュー・書評

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  • 全巻読了。
    学園ラブコメっぽかったのは最初だけで、後半は怒涛のシリアス展開でした。
    ひたすら一途に姫だけに尽くし守る、女の子にとってはある意味”理想の男の子”である才蔵に向かって、この一言を言わせる高尾先生が好きです。
    「しの の 相手としてはお前で助かった・・・ が 人としてはキライだなっ」(文庫版6巻 正吾が才蔵を評して)

    私はあんまり女の子っぽくないらしいので(笑)、人としては、三島兄弟が好きです。

    誰より有能で、怖ろしい秘密を知りながら、全てを抱えこんで弟たちを守り育ててきた義人。家族を愛し、どうしても、道を外さずにはいられなかった人。
    「もうやめてくれ これ以上俺から奪らないでくれ」(文庫版6巻 義人)

    兄の強さも弱さも知りつつ兄を信じ、支え続ける次男。
    「そういう男だと 俺が信じているからです」(文庫版6巻 挙人)

    バカだけど真っ直ぐ一本気で、人の痛みを自分の痛みのように感じられる末っ子。よほど兄たちに慈しまれてきたんでしょう。
    「見ろ!!! 泣くのも哀しむのも それが誰でも 俺は嫌なんだよッ!」(文庫版6巻 左介)

    彼らが救われなきゃ嘘だよね。ご都合主義と言われようとも、彼らにも春が訪れて本当に良かった・・・

  • 泣かされました。ティッシュ一箱がパアです。
    左介と千代と義人が好きすぎました。
    松子さんが切なすぎました。でも、しのちゃん、よかったね。

    この人の書く長期連載の作品は、どうしても後半駆け足になって、詰め込め切れなくなってしまうみたいですね。1/4スペースのコメントからも悔いていらっしゃる様子が読み取れますけど。
    でも、泣かされたので(二回目)★満点です。

  • 皆が皆いろんなものを背負っていて後半はただただ辛い…。しかし絶望だけではなく、一人一人が信念を持って懸命に生きていることが、この物語の中で希望のように輝いている。
    みんな幸せになれ!泣
    特に三島兄弟…辛い…

    すごく自分勝手なことを言うと、高尾滋先生の作品を読んでいると、自分も優しい人間になれるような気がしてくる。そしてそうなろうという意志を持たせてくれる。

  • 全6巻読了済み。
    お嬢さまと幼なじみの忍の恋愛もの。

    どうして高尾さんの描く女の子はこんなにも格好よくて魅力的なんだろう。真っ直ぐ前を向いて芯が通っている。でもただ強いだけじゃなくて、弱いことも悩むこともある。同性ながら思わず惚れてしまいそうです。
    後半はシリアスな展開の連続で涙しながら読みました。

    あと個人的には三島兄弟がとても好きです。

  • 線が美麗

  • 高尾さんの絵はキレイです。忍びの里の暗い秘密を巡る、切なさを残しつつも美しい話です。

  • 全6巻。

  • 全巻を総評して。
    最初は学園ものかと思っていたけれど、忍者とかお家とか、結構広がっていって奥が深かった。
    1巻から最終巻にかけて、才蔵と紫信の変化がすごい。

    他のキャラクターも好きな面々が多い。

  • 紫信と才蔵も好きだけれど、それ以上に正吾兄さまと松子さんが好き

  • 主従うへへ。

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