かえるくんのほん(全6冊)

著者 : マーサー・メイヤー

• ほるぷ出版 (2006年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[虎目 梨那さんの感想 · 2018年11月14日]

文字がないのに音が聞こえ、笑い声も聞こえてくる。

[無夜さんの感想 · 2012年12月1日]

　図書館から借りました

　絵本。
　訳者はなし。文字がほとんどない。
　絵、のみで語っている。

　表情ゆたかなかえる君。
　少年に飼われているが、遊びに出かけたりしてトラブルにあったり、起こしたり。

　ぼうけん、の方ではラストにべったりと少年の腕に身を預けて安心しきっているかえる君の顔がなんとも安らいだ感じ。
　めいわくなおくりもの、では新しいかえるがプレゼントされて、元のかえるくんは意地悪を繰り返してなんとか追い出そうとする。
　・・・わりと、かえるくん、黒い♪
　絵本だが大きさは文庫サイズに近く、小さい方。
　色も、白、緑、黒の三色で、地味。
　
　大人向け、かも。
　でも、無夜はこれ、好きだなぁ。

[ぎんさんの感想 · 2008年9月9日]

「こんにちは　かえるくん！」「かえるくん　どこにいるの？」
「しょうねんと　いぬと　かえると　ともだち」
「レストランの　かえるくん」「かえるくんの　ぼうけん」
「めいわくな　おくりもの」の6冊。
無声映画のように文章の無い『絵』のみの絵本。
作者の意図する基本のストーリーはあるのだろうが
読み手と聞き手でいくつものストーリーを作り出せることが魅力。