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- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593101566
作品紹介・あらすじ
イギリス、バークシャーの緑なす丘陵地帯には、巨大な白馬の地上絵がある。古代ケルト人が描いた地上絵は、力強く美しく、悠久の時を超えて命の輝きを放つ。なぜ、どのようにして、この「アフィントンの白馬」は描かれたのか。イギリス児童文学の異才サトクリフが、今はもう忘れられた豊かな物語を紡ぐ。
感想・レビュー・書評
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ケルト人がどのように生活していたか知ることが出来た。
主人公が命をかけて作った絵を完成させるまでの物語。一族の長の重圧などなど、たくさんの人間ドラマがあってとても楽しかった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了。数時間でサラッと読める中編ファンタジー。途中までは普通の昔話的な展開で、表現は素敵だけど特に見るべきものはないと思っていたんだけど、掲題の白馬の絵を描くことになるあたりから俄然深みが出てくる。結末は悲しいのだけど、不思議に爽やかな読後感のある作品だった。今年読んだ本の中では他人に薦めやすい一冊。
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