ケルトの白馬[新版] (サトクリフ・コレクション)

  • ほるぷ出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593101566

作品紹介・あらすじ

イギリス、バークシャーの緑なす丘陵地帯には、巨大な白馬の地上絵がある。古代ケルト人が描いた地上絵は、力強く美しく、悠久の時を超えて命の輝きを放つ。なぜ、どのようにして、この「アフィントンの白馬」は描かれたのか。イギリス児童文学の異才サトクリフが、今はもう忘れられた豊かな物語を紡ぐ。

感想・レビュー・書評

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  • ケルト人がどのように生活していたか知ることが出来た。
    主人公が命をかけて作った絵を完成させるまでの物語。一族の長の重圧などなど、たくさんの人間ドラマがあってとても楽しかった

  • 読了。数時間でサラッと読める中編ファンタジー。途中までは普通の昔話的な展開で、表現は素敵だけど特に見るべきものはないと思っていたんだけど、掲題の白馬の絵を描くことになるあたりから俄然深みが出てくる。結末は悲しいのだけど、不思議に爽やかな読後感のある作品だった。今年読んだ本の中では他人に薦めやすい一冊。

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著者プロフィール

イギリスの児童文学者、小説家。幼いときの病がもとで歩行が不自由になる。自らの運命と向きあいながら、数多くの作品を書いた。『第九軍団のワシ』、『銀の枝』、『ともしびをかかげて』(59年カーネギー賞受賞)(以上、岩波書店)のローマン・ブリテン三部作で、歴史小説家としての地位を確立。数多くの長編、ラジオの脚本、イギリスの伝説の再話、自伝などがある。

「2020年 『夜明けの風[新版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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