ケルトとローマの息子[新版] (サトクリフ・コレクション)

  • ほるぷ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593101597

作品紹介・あらすじ

ローマ人の血が流れながら、ケルトの戦士として育てられた少年ベリックは、不作と疫病の原因として部族を追放され、ひとり父母の地ローマへと向かう。居場所を求めて旅する少年の運命と成長を、イギリス児童文学の異才サトクリフがみずみずしく描きだす。

感想・レビュー・書評

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  • 赤ん坊の時、ローマの難破船から救出されたゲリックは、ケルトの部族の子として育てられた。しかし、飢饉や疫病が流行ると、呪われた子として村を追い出されてしまう。しかたなく生きる場所を求めてローマの砦に行きついたが、そこでだまされ、奴隷として売られてしまう。
    誇り高きケルトの戦士だったゲリックの過酷な運命に心が揺さぶられる。スケールの大きな旅と成長の物語。

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著者プロフィール

イギリスの児童文学者、小説家。幼いときの病がもとで歩行が不自由になる。自らの運命と向きあいながら、数多くの作品を書いた。『第九軍団のワシ』、『銀の枝』、『ともしびをかかげて』(59年カーネギー賞受賞)(以上、岩波書店)のローマン・ブリテン三部作で、歴史小説家としての地位を確立。数多くの長編、ラジオの脚本、イギリスの伝説の再話、自伝などがある。

「2020年 『夜明けの風[新版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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