- Amazon.co.jp ・本 (37ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593103096
作品紹介・あらすじ
米国で毎年、その年に出版された もっともすぐれた絵本の画家におくられるコールデコット賞は、ある画家の名前を冠した絵本賞です。その画家とは、ランドルフ・コールデコット。 19世紀絵本の巨匠で、生き生きと動きだしそうな絵で大人気となりのちのちの作家たちにまで影響をあたえました。いったい、どんな人物だったのでしょう。19世紀絵本の巨匠の伝記絵本。
感想・レビュー・書評
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「コールデコット賞」の名の元になったランドルフ・コールデコットの伝記絵本です。これは絵本でなくちゃ! 今でこそ当たり前になった、登場するものの生き生きとした動きを絵で表現することを始めた偉人なのですね。
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コルデコット賞で有名なイギリスの絵本画家コルデコットの伝記。本人の絵も載っているのが良いなぁ。
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1860年代に絵本の挿絵に革命を起こした
コールデコットさんの伝記のような絵本。
アメリカの絵本賞の名前にもなっている
コールデコット賞の由来が分かる。
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絵本の賞、コールデコット賞の名前の由来になった、絵本作家(画家)の伝記絵本
昔は子供向けに描かれた挿絵がなくて、コールデコットが初めて、そういう絵を描くようになったとか。 -
1860年代の子ども向けの本は「トイ・ブック」と呼ばれ、粗末な絵のついた安価なものだったそうだ。
コールデコットは、絵に生き生きとした動きを与え、絵を見ただけでストーリーが分かるような作品 新しい絵本の時代 を作った開拓者だ。
現在では、絵本は ことばと絵が生み出す
価値ある芸術で、子どもから大人まで幅広く手に取り、恩恵を受けている。
これもコールデコットのおかげだ。 -
これは、絵本の歴史を知りたい人にはとても良いテキスト。(私はコールデコットを女性と勘違いしていたのことに気が付きました。。)
コルデコット賞の受賞者たちとその作品を絵本の中に描いているのも憎い演出。
絵が好み、と思ったら『ないしょのおともだち』と同じなのね。 -
絵を描くのが大好きだった少年、ランドルフ・コールデコット。動物が大好きで、生き生きと動き出しそうな動物の絵を描いた。そんな絵ばかり描いている息子が気に入らなかった父親は、息子を銀行にはたらきにだした……。
コールデコット賞にその名を冠しているので、絵本について詳しい人なら誰でも知っている名前だ。だけど、確かに考えてみればその絵を、その経歴を私は詳しく知らなかった。当時はどんな絵が使われていたのか、なぜコールデコットの絵が愛されたのか、そんな歴史がわかる1冊。ケイト・グリーナウェイとも仲が良かったんだね。ところどころにコールデコット本人の絵が使われているのもいい。動物たちが生き生きと動いて、子どもは転んで、馬から振り落とされないように必死につかまるハゲの紳士。確かにふんだんに動きが描かれている。
現代の絵本の表紙を見つけたときは、うれしかった!
コールデコットの絵本、復刻版見れるかな?探してみたくなった。 -
ランドルフコールデコットという、絵本の原型を作った人なのかな??
いつまでも少年のような心をもつ先生は、世界の絵本に影響を与えたんだろうな。
ありがとうランドルフ先生!!