群馬県高崎市生まれ。児童文学者・翻訳家・研究家。青山学院大学名誉教授。
英国児童文学の翻訳を精力的に続け、アーサー・ランサム全集のほか、リチャード・アダムズ『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち』、モーリス・センダック『かいじゅうたちのいるところ』、ジョン・ロウ・タウンゼンド『アーノルドのはげしい夏』、ウィリアム・メイン、ロイド・アリグザンダー、アラン・ガーナーなど、戦後の代表的な作品の多くを手がけた。また、自身による創作・評論なども多数ある。
1964年『世界児童文学案内』で日本児童文学者協会賞、1966年、サンケイ児童出版文化賞。1968年、『アーサー・ランサム全集』で児童福祉文化賞、2009年、国際グリム賞受賞。青山学院大学教授、白百合女子大学教授、野間児童文芸賞、巖谷小波文芸賞選考委員などを務めた。
「2020年 『かいじゅうたちのいるところ WHERE THE WILD THINGS ARE』 で使われていた紹介文から引用しています。」