白い森のなかで

  • ほるぷ出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593501755

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  • 〝この白い森は だれの森...森のあるじは 村にいて 雪に埋もれたこの森を よく見るために立ち止まる 私のことを知りません...やさしい風の音 吹きすさぶ風の音 雪の花びら 森は静かに暮れてゆく 暗く やさしく 影ふかく...わたしは 約束を守るために もういかねばなりません 眠りに入るその前に・・・〟アメリカの近代詩人ロバ-ト・フロスト(1874-1963)の静謐さのなかで息づく冬の森の木霊の精を、S.ジェファ-ズの郷愁を呼ぶ繊細な鉛筆画で描写された、無限の神秘にのみこまれそうな詩集絵本。

  •  雪に覆われた白い森に佇む“わたし”。
     アメリカの著名な詩人の作品を元にした絵本。


     図書館本。
     有名な詩人とのことだが、すみません、不勉強なので全く知らず……。
     ごく一部だけ彩色された繊細なモノトーンの景色が美しい。冬の静けさがよく出ていると思う。

     ちょっと気になったのが、倒置法が使われているっぽい箇所が、前後どちらに掛かるのかわかりにくいこと。
     原文ではないので、その辺りをもうちょっとわかりやすく……って、難しいんだろうけどね。

  • この本の意味を知る子は、感じやすい子。

  • とても、きれい。
    詩もすてき。

  • 詩のような、ファンタジーの世界が広がります。

  • むむぅ。むずかしい……

  • きれい

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著者プロフィール

アメリカの国民的詩人。ニューイングランドの田園世界を舞台に、自然と人間社会の問題に目を向けながら数多くの名作を残したが、生誕地はサンフランシスコ。11歳のときに父親が亡くなり、父方の故郷マサチューセッツ州ローレンスに移住。ローレンス高校時代に詩作を始める。ダートマス・カレッジに進学するが、1学期で退学。エリノア・ホワイトと結婚。祖父の資金援助を受けデリーに農場を購入。高校教師を経て、1912年9月、家族とともに渡英。『少年の心』、『ボストンの北』を相次いでロンドンで出版。エズラ・パウンドと出会う。1915年2月22日に帰国した後、詩人としての評価を得て、詩作に専念。アマースト・カレッジを始めいくつかの大学から招聘され、在留詩人として教鞭をとる。1961年3月26日、J・F・ケネディの大統領就任式典で「即座の贈り物」を朗読。1963年1月29日、ボストンのブリガム病院で88年10ヵ月の生涯を閉じる。詩人の死を悼んで、全米各地で半旗が掲げられた。ピュリツァー賞(詩部門)を4度受賞。代表作、「石垣修理」、「林檎もぎをおえて」、「行かなかった道」、「ある老人の冬の夕べ」、「薪の山」、「大地の方へ」、「雪の夕べ森辺に佇んで」、「金色のままでいられるものは何もない」、「雇い人の死」、「埋葬」、「西に流れる川」などを含め、人口に膾炙した抒情詩や劇的物語詩、対話詩が多数ある。

「2023年 『山間の地に暮らして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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