- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593502929
感想・レビュー・書評
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「ヘンリエッタが めをさましてみると」
はじめての経験をして、どんな気持ちがしただろう。そんな驚きを共有したい。(5分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #はじめてのふゆ #ロブルイス #ふなとよしこ #ほるぷ出版詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み手の人生経験・人生観によっては、一読では読み取れない深読みが必要。絵本の奥深さを知った一冊。
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生きるということを教えてくれる絵本
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わからなくてもトライアンドエラーしながら、体験していくことで身につけていくものたよね。
きっと一生懸命取り組んでいたら周りもたすけてくれるよね。
最後はほんわかした気持ちになりました。 -
はじめての冬を迎えて、何をしていかないかもわからずの子ねずみをまわりのどうぶつたちが教えてくれました。最後ちょっとどうなるのか心配でしたが、予想外の出来事でした。
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「はじめての...」から、新しいことへのワクワクや、ドキドキした気持ちを想像して 手に取りましたが、
「はじめて」への奮闘の物語でした。
親目線で読むと、「助けてあげたい」「そばにいてあげたい」切ないお話に感じましたが、
子供目線では、「頑張れ頑張れ!」と、冒険をしているようなワクワクがあったようです。 -
仲間は、いる。
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ねずみのヘンリエッタは、木の実をがんばってあつめました。でも、たべものおきばはからっぽ。
ヘンリエッタは、ちゃんと冬のじゅんびできたかな? -
主人公のねずみは仲間に教えてもらって、始めての冬に備えます。
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大人なら、さらりと読めてしまう絵本。だからこそほんの少し感受性を研ぎ澄まして読まなければ読み取れない奥深さがある。
社会で生き抜いていくために大なり小なり、感受性を鈍くして生きる術を大人は持たざるを得ないが、本を読む時ぐらい、素直な感受性を戻しつつ読みたいと私は思っている。
ヘンリエッタは小さなじねずみです。お母さんはヘンリエッタが生まれた春に死んでしまいました。これから一匹で初めての冬を迎えねばなりません。森の仲間たちが冬支度の方法を色々教えてくれ、たくさんの食べ物を蓄えましたが、ある日...。(ここまでにしておきましょう...展開は是非、読んで。)
この絵本もきっと一度読んだだけでは、「あらっ、かわいそうに...」とか「助けてもらえて良かったね。」で閉じられてしまいそうな絵本ですが、感受性をプラスして読むと違った味わいで読める絵本でもあります。
ヘンリエッタは、自分にできることを、あきらめずにやり続けました。どんなに不幸に見舞われようと、へとへとになりながらも、愚痴も泣きごとも言わず、ただひたすらに目のまえの事を、一生懸命やりました。全力でぶつかってあとは待つ。...人が生きるうえでとても大切なことが描かれているように思います。
この春、社会人になる方に、親元を離れ新生活をスタートする方に特にお薦めしたい。背伸びする必要なんてないのです。自分にできる精一杯のことをあきらめずにやり続ける。そこに仲間が集まり、互いに支え合いつつ、それぞれの真の春を待つ。必ずそれぞれにふさわしい春が訪れることを信じてます。