- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593505005
作品紹介・あらすじ
あめもたいようもちきゅうもぜんぶ、このアップルパイにつまってる。ひとつのアップルパイが世界につながる、つみあげうたの絵本。
感想・レビュー・書評
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つみあげ歌の絵本。「これはパパがやいた甘くてあつあつアップルパイです」から「これはいのちでいっぱいの地球です」までが繋がります。全ての事柄は世界と繋がっているということが伝わりました。
農場や家の中の絵が可愛い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
言葉が、どんどん積み重なっていく “つみあげうた“ の リズムにのって流れる詩を、詩人の谷川俊太郎サンの訳による “甘くてあつあつのアップルパイ絵本”
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美味しい絵本
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まあまあ
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「あめもたいようもちきゅうもぜんぶ、このアップルパイにつまってる。ひとつのアップルパイが世界につながる、つみあげうたの絵本。」
つみあげうた:
これはパパがやいたあまくてあつあつのアップルパイ
これはあかくておいしいりんごです。りんごはパパがやいたあまくてあつあつのアップルパイになりました
これはねじれたりんごの木です。ねっこからねじれてたくましいりんごの木がそだち、木はあかくておいしいりんごをみのらせて、りんごはパパがやいたあまくてあつあつのアップルパイになりました。
という感じ。
言葉がいいな。アップルパイ食べたくなる。
つみあげ歌はどんどん広がって「これはいのちでいっぱいのちきゅうです」とスケールが大きくなるのもいい。
絵はブラウンベースでおしゃれなんだけど読み聞かせだとちょっと見にくいと感じる。茶色いアップルパイがあまり目立たない。
ラスト、女の子がちょっといたずらで自分一人でアップルパイを食べるそぶりをするのが可愛い。 -
信州のリンゴ畑の中にあるカフェで、アップルパイをいただきながら読めたことが、なにより幸い(@Cafe傳之丞/山下フルーツ農園 https://yamashita-fruit.com/cafe/ )
予想外に、「これはパパがやいたあまくてあつあつアップルパイです。」の一文からストーリーは始まる。もうアップルパイがあることが前提。
そのアップルパイの元になるリンゴ、そのリンゴがなるリンゴの木、木の幹を支える根っこ、根を支える大地、大地へ降り注ぐ雨、雨を生む雲、雲のある空、太陽、そして地球という大自然へと、アップルパイを食べる自分をとりまく環境に思いを馳せる、壮大な物語となっていく。
しかも、繰り返し繰り返し「これはパパがやいたあまくてあつあつアップルパイ」が出てくるので、小さい子にも韻をふんだ童謡の歌詞のように、その表現が身に沁みてくるだろうなと思う。 面白かった。 -
加工品のアップルパイ。原料のりんごからどんどん俯瞰になって地球になる。最後にアップルパイが誰の為のものか分からり、それを皆んなで分ける。
やさしい娘さん。 -
ナンセンスではないつみかさねうた。やや教育的な感じもするけど、素直に読むといい感じ。