もじゃもじゃペーター オリジナル版 (ほるぷクラシック絵本)

  • ほるぷ出版
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本棚登録 : 171
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593521197

感想・レビュー・書評

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  • 子供の頃に兄弟で読んで激しくびびらされた一冊。
    大人になって手元に置いておきたくて、ネットで調べたらなんだかファンシーな感じなのが発売されててまた衝撃。

    このイラストだからこそ!

    と思うのは私だけなんでしょうか?

  • 子どものための絵本が買えなかったから自分でつくってみたものらしいのだが、時代が時代なのか、外国だからなのか、内容がすごいwww
    現代向けのかわいい挿画バージョンもあるらしいので、比較して読んでみたい。

    火遊びの話は、猫が冷静過ぎてwwwでも、イマドキの絵本だったらこういう結末に絶対しないだろなー。
    親指をしゃぶったら……と警告する母親の話は、超早い展開に「?!」となった。絶対待機してたろ。

  • 18世紀のドイツのお医者さんが、子どもへのプレゼントのために本屋に行ったところ、適当な本がなかったので自分で描いたという、絵本の元祖みたいなヤツです。
    マザーグースみたいなテンポの良い言葉にのせて、シュールな内容が次々と…。
    ルールを守れない子が何人も登場し、それぞれ悲惨な結末になります。
    教訓的要素が強くて、今時の絵本とは全然違うので、今の子どもたちにはちょっと衝撃的かもしれません笑
    ギリギリトラウマにはならないかなと読み聞かせてみました笑
    うちの子たちは、少し楽しみつつも、割とドン引きしていて、母はそれ見てやはりなと思いました。。。
    そして次の日息子は、「あの絵本おもしろかった!もういっかい読んで!」との感想をくれました。
    シュールだけど一見の価値あり。
    なぜかクセになる不思議な絵本です…

  • ハインリッヒ・ホフマン (著), ささき たづこ (翻訳)

  • 子供のときに読んで、強烈に印象に残っていた本。
    タイトルすら忘れていたけど、大人になってからふと読みたくなり記憶を頼りに探し出し、手元に置いてます。
    好き嫌いしすぎて糸のように細くなり死んでしまった子、マッチで火遊びをして全身火だるまになり死んでしまった子など、独特のタッチで描かれています。私にとってはアンティークのような一冊です。

  • うわー、それはないよね〜
    と言いながら、子供達と読んだ記憶があります。
    大きくなった子供達もとても記憶に残っている絵本のひとつ。

  • 道徳的な戒めが強いので、楽しめる本ではない。作者の思いから、素人的な挿絵が都合よく修正等されていないという。そこがますます、この本の質を高めている。
    10編のお話が収められているが、結末をどうとるかは人それぞれ。

  • ドイツの精神科医が3才の息子に贈る適当な絵本がなかった為、
    自身で絵を描き、詩をそえたというこの作品。
    読んでビックリ。
    しつけの為の話だとしても、教訓的な話だとしても、
    インパクトが強すぎる。
    一度読んだら絶対に忘れられない1冊。

    ※関連書籍‥「もじゃペー」に「しつけ」を学ぶ:日常の「文明化」
    という悩みごと
    山名 淳 著

    (Y.N)

  • なぜこの本ができたのかも、しっかり読んでほしい。

  • 子供に、皮肉を持って警告している…

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著者プロフィール

フランクフルトに生まれる。ハイデルベルクとハレで医学を学び、1834年に故郷で開業、1851年には市立精神病院の院長となる。1844年のクリスマスの1週間ほど前、3歳になる息子に贈る適当な絵本を本屋で見つけることができなかったので、かわりに1冊のノートを買ってきて、自分で絵を描き、詩をそえて絵本をつくった。それが出版者カール・F・レーニングの眼にとまり、「もじゃもじゃペーター」を含む6編の話からなる初版が1845年に出版されるや、1ヵ月のうちに1500部を売りつくす大評判をおさめた。その後も、改作やおびただしい翻案を生みながら、多くの国の言葉に訳され、600版以上を重ねて、世界で最も成功した絵本となって、ホフマンの名を不朽のものにした。ホフマンは、この本のほかにも『クルミ割りの王さま』や『なまけ者のセバスティアン』など3冊の絵本と詩集『晴れた小径』、自叙伝などを出版した。

「2020年 『もじゃもじゃペーター[新版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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