英国情報局秘密組織チェラブ Mission4

  • ほるぷ出版
4.22
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (447ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593533947

感想・レビュー・書評

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  • Mission4大もうけ~模擬弾を使っての演習後,いちゃいちゃしたいジェームズにガールフレンドのケリーが愛想を尽かし,絶交を言い渡され,廊下を通りがかった少年を平手打ちにしたことで懲罰を科せられたが,管理監のジョンがミッションを提案する。ロンドン郊外の団地に住み,中古車業とパブを経営するロシア系の一家を探索する案件だ。急に羽振りの良くなった理由を探ることだが,潜入早々,隣団地の年長者と喧嘩になり,警察の留置場で過ごすことになる。連行される際,パトカーの屋根にインド系警官のマイケル・パテールに頭をぶつけさせられた。依頼主はこの地域を管轄する主任警部でチュラブOGのミリーだが,信頼している部下の暴行を信じようとはしない。レオン・タラソフの息子マックスよりも同じ階のハンナ・クラークと仲良くなったジェームズは,従兄のウィルが屋上から転落死した場面を見ており,直後に警官マイケルが遺体に触れて死を確認していた様子に不審を感じる。兄役のデーヴはレオンの中古車屋に入り込み,警備会社と連んだ自動車泥棒を一度だけ行って信頼を得,レオンの甥っ子が担っていた仕事を大学入学後に継ぐ話もまとまった。ハンナはウィルが遺したパソコンを使うことを提案し,パソコン本体からCDと現金入り封筒を発見する。CDの中身はゴールデン・サンというカジノのデータで,強盗に襲われた被害額は9万ポンド以上,当夜の警備はパテールの元同僚警官だった。レオンの羽振りが良くなったのはこの強盗事件の後であり,パテールがBMWをレオンから買ったのもその直後であった。決定的な証拠はなく,自供を引き出すのも無理だと考えた一同は,レオンとマイケルを仲違いさせる計画に乗り出す~ゲロって英語で何というのだろう? vomit; ((口)) upchuck; ((俗)) puke, barfとあるけど,どれだろう? ローレンをげろと呼ぶのは,前巻スコップで殴られたラージ主任教官で,降格でヒラになった

  • なんだか切ないね
    悪から足を洗えない人は、一般市民と似ていても決定的に違うところがある
    ハンナも元気でいてくれればね
    ジョーンズもだんだん大人になってきた

  • この作はジェームズがチェラブの友達と絶交寸前までいくという、ようやく彼も自分の身勝手さに気づいてくれるのかな?と期待したんだけど…どうなのかしら?
    人間、たしかにそんなにすぐ変われるものじゃないけど、せめて彼にはもっと努力してほしいかなと思う。まあ、彼、主人公なので少々無鉄砲じゃないとストーリーにならないのだけどね。

  • こーゆーのって、文庫にならないんだろうか?
    欲しいんだけどなー。かさ張るハードカバーはイヤなんだよなー。

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著者プロフィール

1972年、英国のロンドン生まれ。私立探偵として活躍していたが、「読みたい本がない」というおいっ子の不満を聞いてこのチェラブシリーズを書いた。シリーズ最初の本『スカウト』は、イギリスの子どもたちが選ぶチルドレンズ・ブック賞ほか、多くの賞を獲得し、シリーズ合わせて英国国内だけで80万部、14もの賞をとるベストセラーに。13年間、探偵の仕事をつづけたのち、現在はロンドンで作家業に専念している。

「2014年 『Mission10:リスク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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