- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593534739
作品紹介・あらすじ
アメリカのシカゴ美術館には、子どもにも大人にも大人気の展示がある。実物の12分の1の大きさで作られた、68部屋のソーン・ミニチュアルームだ。細部まで完ぺきに再現された豪華なミニチュアルームにあこがれるルーシーとジャックは、その中へ入っていける魔法の鍵を手に入れ、思いがけない冒険をすることに…。
感想・レビュー・書評
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公共図書館小学生におすすめ100冊。
これも1年半手をつけずにいたけれど、予想以上におもしろかった。
これからは、おすすめのファンタジーは?と聞かれたら、真っ先に勧めたい。
続きも読みたい。 -
シカゴ美術館で人気の展示ソーン・ミニチュアルームは、実物の12分の1の大きさで作られた本物そっくりの世界。魔法の鍵を手に入れたルーシーとジャックがミニチュアルームへ入って、魔法の謎を探りながら冒険をする…というファンタジー。そもそもこのミニチュアルームは実在していて、その写真が本にも載っているんだけど、すごくステキ!主人公たちがその世界観に魅了されるのも納得です。私も魔法の力でミニチュアルームに入ってみたいな~。いつか実際のシカゴ美術館へミニチュアルームを見に行きたい!とワクワクしながら読み終えました。
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初めはゆっくりと、中盤ドキドキ、そんなことあるの!ってなって、あとはハラハラしっぱなし。大人の事情が垣間見えるところは、海外児童文学だな、と思いました。続編も読みたい。
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ナニコレ!最高!最初の10ページでこの世界に惹き込まれる!
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思ったより最近の作品なんだな・・・
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この本を図書館で見つけられて幸運です。また何年かしたら図書館で借りて読みたいと思います。どうか図書館からなくなりませんように…。
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ミニチュアの世界に入ることができたら…なんて子供ならみんな考えたことがあるんではないでしょうか。これはそんな子供の夢が詰まったお話。
でも完全ファンタジーではなく、大人にバレずに美術館にどう潜り込むか計画を立てて行く場面や、現実の問題とミニチュアの世界が繋がっていく様子などにリアルさを感じて余計に惹き込まれました。
より身近なことに感じて、想像をかきたてられます。
男女ともに共感して、一緒に冒険のワクワク感を楽しめる本だと思いました。
厚めで文字も多いけど読みやすいです。借りた図書館ではYAコーナーにあったけど、本を読むのに慣れてたり、少し長めの長編にチャレンジしたいと思ってる子なら、小学生でも読めそうな気がします。