祇園精舎 (声にだすことばえほん)

制作 : 齋藤 孝 
  • ほるぷ出版
3.91
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本棚登録 : 257
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593560554

作品紹介・あらすじ

琵琶法師の巧みな語りに魅せられて、観客たちが見たものとは…?武士の物語である「平家物語」の迫力と、根底に流れる無常観とを描いた大迫力の絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 声に出すシリーズの「俳句」が気に入った4歳息子。
    シメシメと他の本も読み聞かせてみますが、俳句ほどは刺さらないようです。

    っていうか平家物語もソラで言えるのは最初の3文位だし、そもそも私の教養レベルというか興味の範囲というか、そういうものを敏感に察知して「面白いかどうか」を判断してる感じがします。
    息子に興味を持たせようと思ったら、まずは私が興味を持ったり好きになったりしないといけないんだなぁとシミジミ感じております。笑

  • 絵が怪談の絵のようでおどおどろしくて面白い。格調高さはないかもね。和漢混淆文として非常に優れているそうだ。

  • こういうの読み聞かせていたら、子どもが中学生になって古典とか習うときに抵抗感がなくていいかなーと思って、「声にだすことばえほん」シリーズを5冊そろえました。
    漢字にはふりがながふってあるので、小学校1年生の娘も声を出して読めますが、「祇園精舎」は中国の武将の名前とかが出てくるのでそのあたりで娘はめげます。もうちょっと先かな。絵はちょっと気持ち悪い感じですが、琵琶法師の語りがどんなものなのか、イメージしやすくなっています。
    最後に口語訳、方丈記の解説もついているので大人も勉強になります。
    解説によると、祇園精舎は暗唱の定番らしいです。私も一度は覚えたけど、忘れたな。もう一度チャレンジしてみようかな(笑)。

  • 有名な文が絵とともに

    子どもたちは絵が怖いと言いながら、怖いもの見たさでか読んで!と言っていました。
    大人も最初の方は知ってるけど、後半は馴染みがなく…知ってるふりして仰々しく読んであげました。

  • 名文は時代を超えるんだなと改めて。
    5歳と3歳が「ぎおんしょうじゃのかねのこえー」と口にしてる。すごいなぁ。

  • 祇園精舎全文でした!

    子供的に響きが面白いのか何度も読んでとせがまれました汗
    親はカミカミです涙
    3歳8ヶ月

  • 0歳4ヶ月。反応は興味深そうでした、母の私が楽しく読んでいた影響かもしれませんが。笑
    リズムが心地よい古典の名文、絵本で琵琶法師が平家物語を語る様子と内容がわかりやすく伝わってきます。絵のタッチも素敵。
    2021年現在もう売ってないようで、大人向けだから絵本としては人気が出なかったのかなあと思います。大人の私は気に入ってしまったので、購入して手元に置いておこうと思いました。

  • [墨田区図書館]

    「読みたい」になっていたから、何かで推奨されていたんだと思う(笑)
    日本語であそぼの監修などで一気に有名になった齋藤孝さんによる絵本。幼稚園の頃に暗唱させたうたの一つだけれど、読み終わってもあまり気づいていなかったみたい(泣)まぁ一応、読み終わって最後に聞いたら、知ってる!と思い出したみたいだけれど、どこまで本当だか。大体表紙の字をみても、ピンとこなかった(読めなかった)みたいだしなぁ。

    ただ、はっきりとは伝わらなくても、雰囲気と、詩を多少わかっている人にはそれなりのメッセージが伝わる絵柄。このシリーズで、「いろはにほへと」と、「春はあけぼの」も作ってくれていないかなぁ??

    昨年いろはにほへとを子どもたちが習っている時に「色は匂えど」を絵本でないかと探したけれど、なかったんだよなぁ。

  • 平家物語を語る琵琶法師の様子がリアルに伝わってくる絵本。
    力強さを感じました。

  • 自分が平家物語の冒頭が好きなので、読み聞かせしたくて。
    絵も気に入ったみたいで、わりとちゃんと聞いてるし、読んでとせがまれるように。
    ぎおんしょうじゃー、だけは覚えたらしい。笑

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