- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593560592
作品紹介・あらすじ
外郎売が、飲むと口が回りだしてとまらなくなる丸薬「ういらう」を売るために、早口言葉をどんどん言っていきます。-思わず口にしたくなるテンポのいい早口言葉を詰め合わせた、歌舞伎十八番の一つ、外郎売の口上が絵本になりました。
感想・レビュー・書評
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ういろうといっても薬売りのこと。この物売り口上が無茶苦茶長くて、早口言葉もてんこ盛りで、いやあ凄いよ。最後の決めもかっこいい。アナウンサーが活舌の練習のために使っているそうだ。
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テンポの良さとか、音の面白さのなかに、自分の店の特徴などを折り込む工夫があるのが凄い。
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外郎売りの口上を1冊まるごと絵本に。
物売りの口上なのだから、ストーリーはあってないようなもの。
色々な早口言葉みたいなフレーズが次々と出てきます。
これをどう絵にするかと思えば、フレーズからイメージされる世界観を絵にしていました。
ごちゃごちゃと色々な人が登場するモブシーンとなっています。
早口言葉もごちゃごちゃしてるし、絵もごちゃごちゃしてるし、なかなかごちゃごちゃとして軽快でよろしい。
現在国語の授業の改悪が検討されていますが、契約書や説明書なんかを読むくらいなら、こういう古い言い回しこそ国語の授業で触れるべきだと思います。
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2021/01/06/204100 -
早口ことば。
よくわかんないけど、とってもおもしろ~い!
ベロがべろべろしちゃうよ! -
長野ヒデ子さんの講演で紹介されていました。
外郎はお菓子のウイロウではなく、薬の仁丹だそうです。
歌舞伎をもっと若い方々に知ってもらい歌舞伎を見てもらいたい為に作られたそうです。 -
これはアナウンサーの方や歌舞伎役者の方が、丸暗記しているという本です。
なぜかと言うと、話の中に"早口言葉"が入っているのと、文章が昔の言い回しなので、
しゃべりを仕事にする人は、必ず覚える話だそうです。
私が読んだのはコレではなくて、別のものなのですが、内容は面白いです。
「ういろう」と」聞くと羊羹のように思えますが、この話のなかでは「薬」という意味です。
この薬を飲むと、心・肺・胃など健やかになり、さらに口回りも良くなる。という宣伝話です。
早口言葉の一部に「書写山の社僧正(しょしゃざんのしゃそうじょう)」があります。
私は、これが言えなくてとても苦労しました。
今も頑張って言えるようにしています!
皆さんも、ちょっとした話のネタにこの本を読んで、早口言葉を覚えてみてはいかがでしょうか! -
まあまあ
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6年生に 歌舞伎の演目の「外郎売」を語りで。
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うまいこと考えたな!ネタはいくらでもあるぞ!
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歌舞伎十八番の口上だそうですが、バナナのたたき売りのように外郎を売るときの言葉が次から次に出てきます。難しい内容のものもあってなかなかついていけませんでしたよ。