- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593566624
作品紹介・あらすじ
初恋
感想・レビュー・書評
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コラージュ風の絵がとても美しい。人は出てこない。ふーむ。鼻や木、草、実、風景だけで詩のイメージを創り上げようとしている。いろいろな初めてのことばかりの初恋。
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島崎藤村が「初恋」を書きあげたころ、いろんな苦悩があったろう。差別制度、「破戒」を出版しようと奔走した資金繰りの苦しさ、そんな折に出会った密かな恋。なんと美しい言葉だろう、リズムだろうと思います。
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綺麗な本です。
四ヶ月。読み聞かせると特に笑ったりはしないものの飽きて泣きはせず見ています。
文学や恋愛についての絵本は珍しいのでいろんなバラエティを揃えたいので重宝します。 -
島崎藤村の詩と素敵な絵で構成されています。
冒頭くらいしか知らなかったけど、本当に
大人の世界に一歩足を踏み入れたばかりの
初々しさ、切なさ、甘酸っぱさ、などを感じます。
そして、その時代は過ぎて過去を振り返っていることも
齋藤孝さんの解説で分かりました。 -
個人的にはこのシリーズは、ある程度古語の説明となることを期待しているので、少しイメージ図に走ってしまった本書は、ちょっと今イチに感じた。
特に「林檎畑の樹の下におのづからなる細道は誰が踏みそめしかたみぞと」では、林檎の樹下に自然と人の通ったあとができていく様を描いてほしかった。 -
文章がとてもイメージしやすかった。
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2歳6ヶ月。
声に出すと本当に楽しそう。絵を見ながら寝る前に読み聞かせ。
これに関連して、りんごの木を2歳7ヶ月のときに、いつもの「カフェ工作」として作ったね。
七五調はちょっとおどけた調子にしても楽しいので、私と一緒に足を踏み鳴らして、まだあげそめし まえがみの!と踊って遊ぶ。 -
H22年12月 6-3
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島崎藤村の初恋。これも高校のとき?に暗誦したなと懐かしくなって手に取った1冊。そのときは、暗誦することだけで頭がいっぱいだったけど、いま改めて読んでみると一文一文を味わって読めます。とても初々しい気持ちになれました。私も以前はこんな初々しい気持ちをもっていたのかな?と・・・。