孤独の街角 (扶桑社ミステリー ハ 8-2)

  • 扶桑社
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 31
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (559ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594008741

作品紹介・あらすじ

憧れの都会でウェイトレスをしながら女性と同棲する20歳の娘。彼女に偏執狂的な愛を寄せる一人暮らしの中年男。二人と知り合う家族思いのイラストレーターと自由奔放な彼の妻。そしてゲイの友人たち-。娘は常に周りの関心を惹き、愛された。が、華やかな道を歩き始めた途端、彼女の夢は無残な形で終わりを告げた。彼女の記憶だけを街角に残し。誰もが夢を抱き希望が叶うと信じる街、孤独ゆえに濃密な人間関係を求める街。現代のニューヨークを舞台に、都会で生きる人間の複雑で歪んだ心理を描く。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ニューヨークを舞台にした群像劇。
    ハイスミスらしく少々イカレた人物が登場し、妄想に駆られてはいるものの、サスペンス色は薄く、一般文芸に近い読み心地だった。
    それぞれの人物造形が巧い。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1921-1995年。テキサス州生まれ。『見知らぬ乗客』『太陽がいっぱい』が映画化され、人気作家に。『太陽がいっぱい』でフランス推理小説大賞、『殺意の迷宮』で英国推理作家協会(CWA)賞を受賞。

「2022年 『水の墓碑銘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

パトリシア・ハイスミスの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×