- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594014025
作品紹介・あらすじ
トリニティ学院では、運営資金調達のために、生徒にチョコレート販売の義務が課せられていた。だが一年生ジェリーは、副学院長の面前で販売を拒否する。学校側は、校内を牛耳る秘密組織ヴィジルズに依頼してジェリーに圧力をかけるが、その汚いやりくちに反発した彼は断固として拒否しつづける。ヴィジルズは、命令に従わないジェリーに制裁を加えるべく動き出した…奇妙な秘密組織に支配された学校のなかで、自由ょ求めた少年の孤独な反乱と挫折を、『フェイド』の鬼才コーミアが鮮烈なタッチで描く青春小説の秀作。
感想・レビュー・書評
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おととい読み始めて、きのう読了。以前原書で読んだものを、今度は邦訳で。
原書で読んだときも何だか乗り切れず、読むのがつらかったのだけど、邦訳でもやっぱり乗り切れない。出来事や言動への意味づけが語られすぎていて、その過剰さに疲れるからかしら。ブラザー・リオンより、もしかしたら語り手の方が横暴かも?
続編もいつか読む予定。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カタルシスがほしー、なら読まない。
あいつらは自分のすきなことをやれっていうけど、けっして本気じゃないぜ。ほんとは好きなことなんかやって欲しくないんだ。それがあいつらも好きなことじゃないかぎりはな。笑っちゃうぜ、南京豆、嘘っぱちなんだよ。宇宙をかきみだしちゃいけないんだよ。 -
原题是The Chocorate War。向中高学生。 也有”beyond the chocolate war”
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チョコレートの季節になると、思わず読みたくなります。
そういえば近頃この人見かけないなあ。