ルーズベルト秘録 下

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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594030162

作品紹介・あらすじ

ハル・ノートの原案はソ連のスパイによって作られたものだった。極限に近づく太平洋のうねり-平和の代償は何だったのか?ルーズベルトが許可した「日本爆撃計画」の全容。産経新聞好評連載の単行本化。

感想・レビュー・書評

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  • 大戦が世界を変えた…しかし近年となってはアメリカのそしてフランクリン・ルーズベルトの思惑ははまったのだろうか?

    https://www.youtube.com/watch?v=09OCU4ZWIXk

    パールハーバーの中での足の不自由な大統領の姿を見て感動を覚えたが、いつの頃からかアメリカ嫌いな自分がいる。やはりそれはトム・ハンクスの「バンド・オブ・ブラザース」と「パシフィック」の表現から来ているのだと思う。

    ドイツ人と日本人に対しての扱いの違いや死に対しての尊厳などを見ているとどうしても納得できない。憧れる国であっても自分自身が俺は日本人なんだなと思うくらいに悔しくて泣けた。

    「ルーズベルト秘録 (上)(下)」

    これを読むといかに日本がはめられたかと思う。戦争を起こした本人はルーズベルト以外の何者でもないような気がする。負け組の遠吠えかもしれないがドイツはバルバロッサ、日本はパールハーバーが失敗なのだが、日本の場合はやむを得ずと行った感がある。

    あれだけ強制収容所のことを叩いていたがアメリカにも日系人の強制収容所が存在した。これは今頃この本を読んで初めて知った。変わらないことをしてたんだなと…戦争を肯定はしないが中国が世界の草刈り場となっていたら今の情勢はどういうふうになっていたのだろうか?なんとなく難しいことを考えさせられる作品です。

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