大損社長日記: 元“マネ虎”経営者が100億円損して悪戦苦闘する大言壮語録
- 扶桑社 (2006年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594052904
感想・レビュー・書評
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億単位の借金があるにも関わらず、億単位の車を購入する。若かりし時から現在に至るまでの失敗と成功談が書かれている。
南原氏の語録?が書かれていて面白い。黄色いランボルギーニでヤクザの所へ行った内容は流石!そして、有名な弁護士(麻原問題)との汚いやり方があった過去など。参考になる事がありました -
スイスイ読めました☆
「仕事が友だちを作るんだ。そういう意味でも仕事は大切だ。」
なるほど〜( ̄^ ̄)ゞ -
■書名
書名:大損社長日記
―元“マネ虎”経営者が100億円損して悪戦苦闘する大言壮語録
著者:南原 竜樹
■概要
23年間やっていた会社が破綻、無一文に。それどころか借金10億円。
それでもなぜ、ナンバラさんは元気なのか? 上場間際の会社を崩壊
させた元“マネ虎”経営者が事業再生、復活への道を語る。
(From amazon)
■感想
昔、マネーの虎というテレビ番組に出演されていた社長さんの日記風
エッセイです。
読む前の印象はあまり良くなかったのですが、読んだ後にいい意味で
印象が変わりました。
この人、口だけではなく、凄い行動力です。
これだけ行動して天国と地獄を体験している方なので、言っていること
にある程度納得せざるおえない部分があります。
ただし、言っていることも、私の嗜好とズレていないので、あまりスト
レスなく共感できました。
何かやりたくて行動できていない方には、いいかもしれませんが、言葉
が結構ストレートで辛辣ですので、その点だけご注意を。
■気になった点
・安い中古車には必ず理由がある。
・好きなことに熱中する。それが成功への一番の近道だ
・何か自分で仕事を始めたいなら、体裁からではなく、まずは実行
してみれば?
・名刺は重要だが、名刺が自分の実力ではない。
この点勘違いをしてはいけない。
・ほとんどの人は少し工夫すれば会える人たちです。
・人間、腹をくくったものの勝ちなのである。
・Y弁護士いわく、"裁判は、正義とかそういうんじゃない。演劇や
芝居と同じだ。"
"裁判官にそう信じ込ませた方が勝ちなんだ"ってね。
・★この人は会社で一番何を大事にしているか?そこにポイント
を置いてみるとその人間がよく分かる。
肩書は仕事の内容、業績でなく、処世術にたけているだけでも
手に入れられてしまう。
・僕は人を大事にした。人こそ商売の基本だからね。
・★自分に起きることはすべて、自分の側に原因、責任がある。
・出来ない言い訳を考えても意味がない
・真の目的は仕事にのめりこんで、波瀾万丈に楽しく生きることだ。
その結果、金持ちになるときもあるし、今みたいに無一文になる
時もあるさ。
・★人生なんて、つきつめればAかBの2つに1つだ。
・★チャレンジしない限り、勝つ可能性はゼロだ。 -
マネーの虎でズバズバ指摘をしていた著者が、会社の調子がよくないと聞いていてどうしたかなと思っていた矢先に、この本を見つけた。正直どんな人かはブラウン管から提供される映像のみであったのでよくわからなかったが、虎とはいえ結構感覚的な方かなと思う。本自体はそんなに面白くない、むしろ損したかなと思う。しかし、マネーの虎に出ていた社長さんが、今何をやっているかに興味があったら読んで観てもいいと思う。