必要悪 バブル、官僚、裏社会に生きる

  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594055233

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  • オフィス樋口Booksの記事と重複しています。記事のアドレスは次の通りです。
    http://books-officehiguchi.com/archives/4011894.html

    元特捜検事で弁護士の田中森一氏と作家の宮崎学氏との対談形式で進められている。対談している二人の略歴と当時の日本の出来事については年表にて確認をお願いしたい。イトマン事件、バブル期の銀行の不正経理に関する事件、事件の捜査の裏側で上から圧力がかけられた事例があげられている。この本によると、政治家の親族を通して検察の上の人間が圧力をかけているらしい。

    数十年前の事件を振り返る際、マスコミが語らないことも述べられているので、事件の裏側を知りたい人に薦めたい1冊である。

著者プロフィール

田中森一(たなか・もりかず)

 1943年、長崎県に生まれる。岡山大学法文学部在学中に司法試験に合格。1971年、検事任官。大阪地検特捜部などを経たあと、東京地検特捜部で、撚糸工連汚職、平和相互銀行不正融資事件、三菱重工CB事件などを担当。その辣腕ぶりが「伝説」となり、名声を博す。1987年、弁護士に転身。2000年、石橋産業事件をめぐる詐欺容疑で東京地検に逮捕、起訴され、無罪を主張するも実刑が確定。4年8ヵ月の獄中生活を経て、2012年11月に出所。
 著書には30万部のベストセラーになった『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』、共著に『検察を支配する「悪魔」』などがある。

「2013年 『塀のなかで悟った論語 現代人を癒す24の答え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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