- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594067038
作品紹介・あらすじ
バンドから棺桶まで、サイバラ鳴動の履歴。秋元康(作詞家)、山口晃(画家)、さそうあきら(漫画家)などゲストも登場。
感想・レビュー・書評
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今回は何と言っても「山口晃さんとわたくし」の回が最高だ!
「現代美術界で今一番イカした線を引く男」とサイバラも認める天才山口晃、まったく一目で惹きつけられるすごい絵を描く人だ。リアルな細密画でありながらシュールというその絵の魅力をどう言い表したらいいものかと思っていたが、サイバラの評に膝を打った。
「何の難解さもなく退屈そうにひくその線は神様の領分」
う~ん、ほんとに。
でもこの天才は学生時代から20年も同じボロアパートに住んでて、サイバラに「やっぱ芸術より金が大事だ」とバッサリやられる。ガンダムとかカイジとか描かせて「まさにお芸術のムダ使い。ああいい気分」と悦に入るのもお約束。
その山口氏が「リエぞー先生にリベンジできるかな」と題した「ヱセイマンガ」を描いていて、いやあこれがいいんだよねえ。これ一つで読んだ甲斐があったというもの。特に心に残ったのが「西原さんの印象④」の四コマ。山口氏のご両親は「普通の勤め人」だそうで、それについてサイバラは「そういう普通のお二人の生活が、全部山口さんを準備したのよ」と言ってくれたそうだ。「僕をホメてくれる人はいても、両親のこれまでの人生を『アリ』にしてくれるような人はいなかった」と山口氏は書いている。じーんとした。
付け加えておくと、正直これ以外はそんなに面白いと思えなかった。どういうオトナの事情か知らないが、後の三分の一くらいはかなり前の「たぬきランド」で、これってどうなの?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
金持ちの金の使い方凄い(笑) 山口晃さん、名前聞いてもピンとこないけど、絵は何かで見たことある!絵の具を薄めて使ってたから作品の色もうすいの?(笑)エヴェレストも凄いわ。そんな上の方(5800メートル)までヘリでいけるのね。そして、山ガールの格好なんて一瞬だし(笑)
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今回どれも面白く得した気分だ。特に、山口晃氏登場の《芸術家と私編》最高です。頁が少ないのがちょっと残念だが、さすが第一線で活躍されてるお二人、お互いの特徴を描くのがうまいな~と感心することしきり。すずしろ日記の番外編まで読むことが出来大満足。巻末の付録がどんどん難しく悪趣味になってきているが、皆作っているんだろうか?
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わりと最近のサイバラさん。
棺桶のやつ、見たことあるな。 -
随分と落ち着いてきたもんだ
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ガーナで装飾棺おけつくり アメリカから黒人がルーツ探しに来る
中国が病院建てている
暑い、バオバブ
葬式まで冷凍保存、ポスター作って告知
※他にイタリア、ネパール少し
漫画家訪問、さそうあきら
バンドできるかな、合宿
魚肉ソーセージつくり
パンと乳製品が大嫌い
ゲテモノ喰い漫画家なのに偏食をバカにされる
巻末に白黒4コマ、淑子がいい味
毎日新聞の接待?が社員食堂、屋台
これを描いたら次回の訪問時に
飴とかインスタント珈琲が出てくる
駅前の献血ルーム -
「バンドできるかな」面白かった!
音楽小ネタがいちいちツボ。
ヤマハにも来たんだー。
いいなぁ担当者。
最終的に脱落してしまったのが残念だけど。
画力対決でかかってる曲がこの時レコーディングした曲なのかな?
「棺桶できるかな」も良かった!
死を前向きに受け入れられる文化は幸せだなぁ。
キッチリし過ぎない儀式もうらやましい。
「現代アートとわたくし」。
山口晃さんって面白い人なのね。
日本画家?みたいな人って真面目なおじいちゃんかと思ってたら、若いイケメン?で、ゆるいマンガも描けてスゴい。
巻末の「たぬきランド」はいまいちかな。
長いし。 -
久しぶりに大好きなサイバラ教に浸った。
相変わらずパワフルでオバチャンチックでオモシロい。
特に「山ガールできるかな」でエベレストに行っちゃう編は最高に笑える。
カッチャンとコンビでの「できるかな」がやっぱオモシロい。
ところどころに鴨さんのことが出てきてホロリとさせるけど、決して暗くならないのがサイバラ流でかっこいい。 -
うーん、あんまり、うーん。
クロンボの人の、刃牙風の表現がクる。やっぱ黒人はかっこいい
バオバブが良い
山口晃先生も 西原先生を誉める際に、かの崇高なネポティズムをあげる。なんか、ガンダムとか西原先生が無理やり書かせたわんこよりもこっちが有難い。
ダーガー、ですか。 -
ひさびさの図書館で借りた、本。ひさびさでも本のジャンルは変わらない…