恋人たちの輪舞 イン・ブーンズボロ・トリロジー (3) (扶桑社ロマンス)

  • 扶桑社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (548ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594068370

感想・レビュー・書評

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  • イン・ブーンズボロ3作目。支配人ホープと長男ライダー。ホープは幽霊リジー、ライダーは相手のビリーの生まれ変わりでもっとパラ要素が強いかなと勝手に思ってたけどそうじゃなかった。ライダーはそれに近い感じだけど。
    ライダーは無骨で無愛想なツンデレだけど、実は心優しいイケメン。都会の女のホープにどんどん惹かれていく様子は良かったな。
    ライダーが夢でビリーの戦争追体験のシーンは描写がリアルで大泣きしてしまった。そして相変わらずの開けっぴろげトーク!付き合う前から相手の母親にうちの息子と寝てみなさいよってねぇ(^^;

  • シリーズ最終巻、リジーもビリーに会えて良かったわ。

  • イン・ブーンズボロ・トリロジー3作目。癖のある長男がヒーロー。かつて恋に傷ついたことのある有能な美人支配人との恋。ホテルに住み着いてる幽霊の謎解きと共にどんどん広がりを持って行く家族の絆と夢が素晴らしい。ラストの墓参りにはジーンと来ました。ジャスティンとウィリーBのカップルも素敵。いつもながらノーラ・ロバーツの作品に出てくる犬はいいなあ。
    2014.1

  • ノーラの旦那さんの経営する宿を舞台に設定して作られたシリーズのラスト巻。
    古い宿の建物を改修し、ホテルにしたモンゴメリ三兄弟。現場主任ライダーと、失恋の痛手を負いながら都会から心機一転頑張る支配人ホープとのロマンス

    工具ベルドが、ガンマンに見える鋭さのあるライダー
    釘をさしに行くシーンはかっこよス。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3248.html

  • イン・ブーンズボロ・トリロジー、3作目。シリーズ完結編。

    3兄弟の長男、ライダーがヒーローとして登場。ヒロインは、彼ら一家が見事に再生させたホテルの支配人として、バリバリ働いている有能かつ美人でスタイル抜群のホープ。
    1~2作目にも2人は登場していますが、ライダーは無愛想で気難しそうな印象、ホープは有能そうな美人という印象しか残っていなかったので、このカップルのロマンスには、あまり期待していませんでした。でも、実際読んでみると、予想を裏切る面白さでした。

    最初は、あまり友好的な関係では無かった2人ですが、恋人同士とまではいかなくても、付き合っていると言えるだけの関係まで発展します。

    ライダーに関しては、どんだけツンデレなんだ!とツッコミを入れたくなるほどでした。それなりに女性とはお付き合いを重ねてきたものの、本気の恋を経験したことが無い彼は、陰で弟たちに、「(ホープに)惚れてるな。」とニヤニヤされていることも知らず、ホープを愛し始めた自分に気付いていません。

    たまに、お互いフリーの時にベッドを共にしていた女友達にも、「今、付き合ってる人がいるから。」と宣言し、その後、ホープを訪ね、「ベッドを共にしている期間は、他の相手とは寝ない。」という決め事を取り付けるという行動をとった時点で、完全に本気のお付き合いなのに、でも自分では「最低限のルール」くらいにしか思ってない鈍さが可愛いなーと思いました。


    ライダーは、一度自分の懐に相手を入れてしまえば、その人を守る為に戦い、不器用ながらも相手を大切にできる人で、頼りがいのある素敵な男性でした。ホープを守ろうとするライダー、凛々しすぎて惚れました。

    1作目から物語に登場していたホテルに住み着いている幽霊のリジーの恋の話も、無事に完結します。こんなに怖くない幽霊も珍しいなと思いました。

    3兄弟+大親友3人組の女性がくっついたあたりは、ちょっと出来すぎかなって気もしますが、このシリーズはどれも面白かったです。

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著者プロフィール

Nora Roberts
ノーラ・ロバーツ
1981年『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビューするやいなや、一躍ベストセラー作家に。86年にアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入り。2007年には〈タイム誌が選ぶアーティスト&エンターテイナー100人〉の第7位に選ばれている。ロバーツ名義のほか、J.D.ロブ名義では〈イブ&ローク〉シリーズを発表。これまで刊行したタイトルは200点に達し、全世界で累計4億部を超える売上を記録。「ロマンスの女王」として今も世界中のファンを魅了している。

「2023年 『カクテルグラスに愛を添えて (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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