- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594070281
感想・レビュー・書評
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おもしろー。
ホラーでもSFでもないのになんかズレてて居心地悪い感じ。
『ファイナルガール』の世界が明瞭になる感覚はなんかわかるな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー「ブックサロン」で登場。
芥川賞受賞の時は、ホラー映画を見て待っていたという著者である、ゲスト藤野可織さんの最新作。
「ホラー映画で一番最後に生き残る女の子のことをファイナルガールっていうので、それをタイトルにしました」(藤野可織さん)
原宿ブックカフェ公式サイト
http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
http://nestle.jp/entertain/bookcafe/ -
こんな小説は書いてはいけないんじゃないか。と思う。
ワケわかりませんでした・・・ -
芸術としての大自然の中でボーイフレンドと過ごす「大自然」
熊の防犯ブザーとストーカー「去勢」
プファイフェンベルガーが好きな女の子はボーイフレンドと映画館の屋上に登る「プファイフェンベルガー」
教え子で彼女である少女と歯を抜きに行く「プレゼント」
彼は狼を恐れている、倒そうとしている「狼」
ハリーとレニーと、そしてサイモンの死「戦争」
「ファイナルガール」は、小さい頃母親のおかげでアパート唯一の生き残りとなった。しかし連続殺人鬼は何度でも訪れる。
彼女は30歳で娘を守り死ぬのだと信じる。
藤野可織は、息を詰まらせる描写がうまいなあ。ホラーでありながらユーモアもあるから、安心して読める。 -
...........(._. )( ・_・)(・_・ )( ・_・)??????
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短編集に共通しているのは"遺される"ということについて。消え去られる。とり遺される。遺物となる。
生きるということは人生において自分以外のさまざまな人のあらゆる死にとり遺されていくということなのかもしれないデスね。 -
ジャンルとしてはホラー?寄りの作品が多い印象。表題作『ファイナルガール』の淡々とした進み方が好き。あと、『プレゼント』のナツキのキャラクターも良い。
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洋画好きとしてたまらない
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まったくすばらしいことだ。彼は成熟しきった男性であるにもかかわらず純潔であり、帰り血で濡れそぼっているにもかかわらず無罪だった。
(P.75)