午後には陽のあたる場所

著者 :
  • 扶桑社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594073930

感想・レビュー・書評

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  • ふんわりとした雰囲気をまとい、おっとりと可愛らしい声で話す彼女の
    いったいどこにこんな強さとエネルギーが隠されていたのか。。。
    読み進めるほどに、曖昧だった菊池桃子という一人の女性の輪郭が
    くっきりと浮き出てくるようでした。
    生い立ちから芸能界デビュー、結婚・出産・離婚を経て
    大学教授というキャリアを得るまでの半生が
    率直に語られています。
    どんな困難にぶち当たっても、自分を憐れんで悲しむのではなく
    まっすぐに社会のシステムの不備に立ち向かおうとする彼女の活躍を
    これから期待を込めて見守りたいと思う。

  • おばあちゃんの言葉(褒めかた)が印象深い。褒めながらも成長を促す素晴らしい言葉(良くなってきたね)です。

  • 菊池桃子 著「午後には陽のあたる場所」、2015.12発行です。今年49歳になる菊池桃子さんの半生記、とても前向きに生きて来た轍(わだち)(キャリア)の跡でしょうか。結婚よし、子供の誕生よし、離婚よし と。そしてキャリアカウンセラーとの出会いが素晴らしい教授との出会いにつながり、修士課程修了、教育助手、母校の短大に教授ととして凱旋?w、菊池先生(雇用政策関係)として教壇に立っているそうです!

  • 全体的に踏み込みが中途半端な感じはしますが、著者の過去はともかく、大人になってからの自己啓発、障害者教育の実態を読者が拾えればいいというのが意義なんじゃないかと。キャリア=ラテン語の轍で、それを刻む車輪は「車輪の下(で)」の車輪と同じなのでしょうか、と「車輪の下(で)」を読んでいない私は思うのでした。

  • 菊池桃子の自叙伝。タイトルはユングかららしい。

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