蒼い炎II-飛翔編-

著者 :
  • 扶桑社
4.24
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594075132

作品紹介・あらすじ

15万部のベストセラー『蒼い炎』から4年、 待望の自叙伝続編!
前著刊行から4年。仙台からトロントへ練習拠点を移した羽生結弦。
ソチ五輪金メダリストとなり、世界最高得点を更新し続ける“王者”の姿と、
その裏で怪我や病気と闘い、苦難を糧に飛躍する“一人の青年”の姿。
2012年から2016年までの激動の4年間を、インタビューと豊富な写真で描く自叙伝・第二章。
2004年から現在までのカラー写真110点を掲載!

著者プロフィール
羽生結弦(はにゅう・ゆづる)
1994年12月7日、仙台市生まれ。ANA所属。
4歳からスケートを始め、2008年全日本ジュニア選手権で優勝。
09-10シーズンのジュニアGPファイナル、全日本ジュニア選手権、
世界ジュニア選手権すべてで優勝を果たす。
2010年にシニアデビューし、2012年世界選手権において
日本男子史上最年少で銅メダルを獲得。
12-13シーズンからカナダに練習拠点を移し、ブライアン・オーサーに師事。
2014年ソチオリンピック男子シングル金メダリストとなる。
2014年世界選手権で初優勝、GPファイナル3連覇(13 ~15年)、
全日本選手権4連覇(12 ~15年)。2016年現在、世界歴代最高得点を保持する
(SP 110.95点、FS 219.48点、総合330.43点)。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館

  • 2012シーズンから五輪シーズン金メダル、怪我や手術を経て、世界最高得点のシーズンまで。一気に読んだ。ホントこの人漢気を感じる

  • インタビュー集&スナップ写真集。

    章のタイトルの上に小さくスケーティングをしている羽生選手の全身像があるのだが、小さいし、白黒なのに
    動きが感じられて、基本姿勢がしっかり出来ているのだな、と。

    2015-2016シーズンの新記録については以前読んだオーサーコーチの方が分かりやすかったけれど

    一番驚いたのは2014-2015年の手術
    大分前から痛みがあったのだな、という事。

    良い結果を残しているイメージが強いけれど
    捻挫で靴が履けないほど足が腫れていたり、決して順風満帆ではない競技人生なのだな、と。

    勿論、結果を残しているのが一番すごいけれど
    連覇の為に幸せは捨てた、とか色々なものを犠牲にしてきた、というのは決して大袈裟ではないのだろう。。。

    アイスショーも出るようだし、怪我の回復は嬉しいけれど、少しでも休息を。。。とも思ってしまう、が、
    けれど、彼は競技人生を続けている限り、走り続けるのだろうなぁ。。。

  • 前作以降からオリンピックチャンピオンになるまでの羽生結弦くんのインタビュー等をまとめた1冊。

    ゆづくんファンには、彼の軌跡の確認にもなるよね。
    彼のスケート人生は、本当に壁を乗り越えてもすぐに次の壁があって、それをしっかりと越えていく姿にめっちゃ「らじカピ丸もかくありたいっ!」と思ってしまいます。

    たださぁ…。
    ベッドの上での撮影とか、誰得ですか?
    めっちゃゆづくん、困った顔をしてるじゃん!

    我が家の中年女性陣は「こんなシチュエーションで撮るくらいならジャージ姿で大草原(例えば熊本の草千里)にでも転がしておけっ!」と言っていました。

    ゆづくんのセクシーさは、氷の上でこそ発揮できると思うのですが…。
    うちの太郎姉ちゃんなんて、SEIMEIの最初のポーズでごはんを3杯は食べられると言ってるよ?!

  • 可愛い可愛い羽生くんの写真がたくさん。それだけでも満足だけど中身は前回よりもぎゅっと詰まってる気がして深みがあります。がんばれがんばれ。

  • お茶の間観戦しているだけでは窺い知れない苦労がいっぱいあるのだなあ

    写真が美しい。動画では衣装をまじまじと見ることができないので、こんなに繊細で美しい細工だとは知らなんだ

  • シーズンの流れも試合の順番も内容もジャンプの区別もつかない超絶ミーハーな私です。
    美しいものが好きだからこそ羽生選手の外見、衣装、振付、パフォーマンス、インタビューの受け答え、考え方に感銘を受けて支持しています。

    だけれど 私は何もわかっていなかったのだなと本著を読み気付きました。
    パフォーマンスの良し悪し ジャンプの成功、失敗の分かれ目。
    プレッシャー、技術が原因だと思っていましたが理解していたのは本当にうわずみのものだけでもっと選手は思考し苦しみ、努力し、辛いことを乗り越えてパフォーマンスしていたのだと知りました。
    シーズンの中で同じプログラムをやったとしても その成果に大きく差が出ることが不思議でしたが 私がフィギュアスケートひいてはスポーツというものに対する理解が全くないということがわかりました。

    私のようなミーハーなファンは、
    スポット的に注目をしますが、
    選手の活動はシーズンで区切られはしてもスポーツ人生は地続きであり過去現在未来は繋がり計画や目標もあるもの。
    それを 本人の口から聞くか 経験や勉強を経て憶測するか 慎重に丁寧に見ないとスポーツの真髄は理解できないのですね。
    観戦の外野がとやかく言うものではない。
    私は恥ずかしいなと思いました。

    より、勉強をして 彼らが真摯に向き合い闘い続けているものを今よりも理解したいと思いました。

    カラー写真がたくさんあり、時系列に出来事やインタビューがあり読み応えのある構成となっております。
    不幸な事件、中国杯の衝突事件の際のフリーの衣装はその時だけ。この衣装は好きでしたのでこうしてまとめられて見ることができて良かったです。

    羽生くんこれからも頑張れ。

    それにしても彼を理解するのは難しいと感じました。
    スケートに注いで、集中して生きてきた彼だからこそ 全てを明言化しない。
    彼の頭の中では明らかになっていることも スケートの経験がないと言葉で説明してもらっても理解できない気がする。
    スポーツ選手が 配偶者に 同じスポーツの経験者を選ぶ理由が腑に落ちました。
    理解できる、してもらえるのはいいですよね。

  • ベストな状態で試合に臨むのは、本当に難しいことなのだとよくわかった。結果を期待され、求められている状況の中で、頑張っていることは、素晴らしいと思う。

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著者プロフィール

1994年、宮城県仙台市生まれ。ANA所属。4歳からスケートをはじめ、08年ジュニア選手権優勝。10年にシニアデビューし、13年グランプリファイナル初優勝。14年ソチオリンピック金メダリスト。18年平昌オリンピック代表選手。14年17年の世界選手権優勝、全日本選手権とグランプリファイナルで4連覇。フィギュアスケート男子シングル競技における世界最高記録を度々更新している。

「2018年 『夢を生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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