- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594076634
作品紹介・あらすじ
「NHKプロフェッショナル」「NHKスペシャル」等で話題!!
30万部の『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』シリーズの原点!
今、この苦しみから抜け出したいあなたに贈ります。
限られた“いのち”を生きるホスピス病棟で、「究極の苦しみ」と向き合うホスピス医だからこそ伝えたい、「苦しみ」を和らげる人間関係のあり方について説いた一冊です。
なぜ自分だけこんなに苦しまなくてはならないのか。1年間に2万人以上が自殺する時代、苦しみを持たない人はいません。人やものの大切さを表す表現に「価値」という言葉があります。多くの人は、役に立つから生きていて良いと考えています。しかし、病気やケガなどで健康でなくなると、役に立つという価値観では、自分の存在を支えることはできなくなります。役に立たない、何もできない私であったとしても、存在して良いと思えるためには、どのようなことが求められるのか。
友人、知人、夫婦、親兄弟、教師・生徒、上司・部下、学校・仕事関係……。
すべての「苦しみ」は人間関係を見直すことで改善されます。
復刻を望まれる方々のご要望に応え、13年前に出版されたものに、新たに加筆修正し、
このたび改訂版として出版いたします。
【もくじ】
第一章 苦しんでいる人の前で私たちにできること
第二章 限られた“いのち”から見えてくる人間という存在
第三章 自分の苦しみをわかってもらうために
第四章 医師である私の生きる道
感想・レビュー・書評
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ふと読み直したくなって再読。
ホスピス医である著者だからこその言葉が、すっと心に入ってくる。
自分ではどうすることもできない「スピリチュアルな苦しみ」と向き合う人に、どう寄り添っていけばいいのかヒントをもらえた気がする。
自分の置かれた状況のせいか、同じ本でも以前とは違う読後感。優しい力をもらった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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そもそも何が苦しみになるのか? 苦しみとどのように向き合えば良いのか? 丁寧に説明されている。
病気になったらもちろんそうだけど、健康な体を持っていたって苦しみは生まれる。
そしてそれは自分だけの力で克服するのは難しい。
自分の理解者との関係を通して、苦しさは半分、幸せは2倍に感じられるのが理想かもしれない。