冬の盾と陽光の乙女(上) (扶桑社ロマンス)

著者 : ナリーニ・シン 藤井喜美枝

• 扶桑社 (2017年7月2日発売)

作品紹介・あらすじ

冬の霜のような目をした戦士。
凍てついた心を溶かす陽の光―。

パラノーマル・ロマンス〈超能力者(サイ）＝動物に
変身する種族（チェンジリング）〉シリーズ第13弾！


〈アロー部隊〉に所属する瞬間移動者のヴァシックは、
暗殺者としての過酷な任務を果たすなか、いつしか死
の安らぎを望むようになっていた。
そんな彼に、実験のため集められた共感能力者たちの
護衛という新たな任務が与えられる。
ヴァシックが担当することになったアイビーは、能力
の高まりのせいで再度の条件づけを経験しながらも
自我を保ってみせた強い女性だった。その輝きに触れて、
彼の凍てついた心は溶け始める。

〈扶桑社ロマンスのナリーニ・シン作品〉

『黒き狩人と夜空の瞳』
『冷たい瞳が燃えるとき』
『氷の戦士と美しき狼』
『気高き豹と炎の天使』
『封印の獣と偽りの氷姫（ひょうき）』
『燃える刻印を押されて』
『遠き記憶が輝くとき』
『裁きの剣と氷獄の乙女』
『藍色の瞳の女神と戯れて』
『雪の狼と紅蓮（ぐれん）の宝玉』（上・下）
『金眼の黒狼（こくろう）と月下の戦姫（せんき）』（上・下）
『黒曜石の心と真夜中の瞳』（上・下）
『冬の盾と陽光の乙女』（上・下）

感想・レビュー・書評

[kina-koiさんの感想 · 2017年10月3日]

ヒロインはEサイのアイビー･ジェーン。
サイネット崩壊解決の糸口としてEサイを集め、アローの護衛をつけることになる。アイビーの担当はテレポーターのヴァシック。死による断罪を求め救いの無いように思えるヴァシックにアイビーの組み合わせ、そして犬のラビット、読みごたえあります。

著者プロフィール

フィジー生まれ。ニュージーランドで育ち、日本で３年間すごす。2003年にデビュー。パラノーマル・ロマンス〈サイ＝チェンジリング〉シリーズでベストセラー作家となり、数々の賞に輝く。〈扶桑社ロマンスのナリーニ・シン作品〉『黒き狩人と夜空の瞳』『冷たい瞳が燃えるとき』『氷の戦士と美しき狼』『気高き豹と炎の天使』『封印の獣と偽りの氷姫（ひょうき）』『燃える刻印を押されて』『遠き記憶が輝くとき』『裁きの剣と氷獄の乙女』『藍色の瞳の女神と戯れて』『雪の狼と紅蓮（ぐれん）の宝玉』（上・下）『金眼の黒狼（こくろう）と月下の戦姫（せんき）』（上・下）

「2016年 『黒曜石の心と真夜中の瞳（下）』 で使われていた紹介文から引用しています。」