君はモテないんじゃない、フラれてないだけだ~あなたの恋をダメにする25個の“思い込み"~
- 扶桑社 (2018年11月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594080860
作品紹介・あらすじ
メディアで話題!恋愛マスター芸人くじらが
恋愛の思い込みメッタ斬り!
LINE恋愛相談登録者1万人突破、公式ブログ月間アクセス140万を誇る芸人くじらの恋愛指南書。ブサイクなのに女性の心をつかんで離さない“恋愛マスター”として人気急上昇中。本書はよくある恋愛の思い込みをくじらが一刀両断。
感想・レビュー・書評
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くじらさんの本は、今回で2冊目。魅力的なタイトルです。私みたいな恋愛初心者には、目からウロコな話が多かった。
この本の中で「条件ばかりを気にして婚活を続けている人は、愛を全否定している。」という言葉に救われました。
笑顔でいること、心から恋愛を楽しむこと、恋愛のお相手には惜しむことなく愛情を注ぐこと、お相手と今この瞬間一緒に居られることに感謝することなどなど。
この本も前作同様に私にとって、恋愛指南書の1冊になりそうです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者のくじらさんは、お笑い芸人兼恋愛マスター。太田プロ所属。公式ブログは月間PV140万と、アメブロランキングのピン芸人部門1位常連。その他雑誌やウェブメディアでの恋愛相談も多数受けている。
もはや、芸人以上に恋愛マスターとしての地位を気づかれている方。
お笑い好きの私としては、「それでいいのか!?」と突っ込みたくなるが、お笑いも恋愛も両方取りしていて、大尊敬である。
本を読んでみた率直な感想としては、くじらさんは人間関係として「相手に依存せず、与えられることを当たり前とせず、対等な関係で、自分で与えていくこと」を大切にされているのだな、と感じた。
本書の題材は”恋愛”だが、恋愛だけでなく人間関係のあらゆるところに通ずることを教えてくれる。
そんな、くじらさんにとって、恋愛とは、「二人の共有する時間のなかで自分を知り、相手を知り、お互いの見解を深めていくこと」であるという。
つまりは、一方通行では完成せず、双方のコミュニケーションがあるからこそ完成に近づくということなのだろう。
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他人からモテたかモテなかったかによって自分の価値を決める人はいつまでたっても自分の価値を人にゆだねる
くじら
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自分の軸を”もてない”と”モテない”、と言わんばかりである。
お互いに対等な関係を築くからこそ、長期的に良好な関係を築ける。
相手は、あなたの要求を満たす道具ではなく、お互いに高めあうパートナーである。
この考えはプライベートでも仕事のパートナーという意味でも、本当にその通りであり、非常に重要な視点だと思う。
だからこそ、都合のいい時に関わるだけでなく
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理解できなくてもわからないまま関わり続けることこそが愛なのだ
愛は理解することではなく許すこと。愛の免疫力を鍛えよう。
くじら
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と話している。
ちなみに、最後に私自身が胸に刺さった部分を引用したいと思う。
恋愛だけでなく、「人間関係が自分本位になってしまってること」、「目の前の現実が当たり前になって、感謝が薄くなってしまっていること」など、生きていく上で常々忘れないようにしていく。
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何度もみている映画にワクワクドキドキする人はいない
一緒にいるのが当たり前になり、日常に溶けこんでいく
倦怠期を相手のせいにしちゃいけない
自分の見方をかえて楽しめ
相手に対して飽きてるんじゃなくて変化していない自分に対して退屈している
ときめきの木はどちらかが世話することをサボればたちまち枯れてしまうのだ
条件ばかり気にして婚活を続けている人は愛を全否定している自分に気づいて欲しい
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