将棋「観る将になれるかな」会議 (扶桑社新書)

  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594082376

作品紹介・あらすじ

将棋は「指す」よりも「観る」ほうが好きーーそんな「観る将」と呼ばれる将棋ファンに向けて作られた本書。
摩訶不思議な将棋界の全貌から、気になる棋士の人となりまで、読むだけで、将棋観戦がもっと楽しくなる!
第1章 「棋風」って何? ?将棋番組のわからないことは? その1?
「棋風」って何?/「受けの棋風」の人は「面倒を見る」のか?嫌にならない人/
「藤井システム」は藤井猛か?いなけれは?生まれなかった/「居飛車の本格派」って何?/規格外の佐藤康光、山崎隆之、糸谷哲郎/棒銀た?けて?勝てるの?/
棋士のニックネームについて/所属を「関西」に変える人か?いるのはなせ??/なせ?北海道には棋士か?多いのか?/なせ?すへ?ての棋士には師匠か?いるのか?/
双子て?同時フ?ロテ?ヒ?ューの棋士/伝説のイケメン棋士
第2章 「味か?いい」ってと?ういう意味? ?将棋番組のわからないことは? その2?
「さは?く」/「格調か?高い」/「ねし?りあい」/「手厚い」/
「嫌味をつける」/「余す」
/「味か?いい」
第3章 なせ?「竜王戦」と「名人戦」は特別か? ?タイトル戦について?
違いか?いまひとつわからない「将棋の八大タイトル戦」/なせ?「竜王戦」と「名人戦」は特別か?/
21歳て?名人になった谷川浩司/なせ?B級1組は13人?/棋士人生をかけて順位戦を戦っている/竜王戦と名人戦、と?ちらか?格上?/名人は江戸時代に生まれた/
実力制名人を決断した関根金次郎/竜王戦の歴史は、名人戦よりもある意味長い?/叡王戦 かつては勝者か?コンヒ?ュータソフトと対戦/王位戦 紅白のリーク?に分けて予選を行う/
王座戦 羽生善治か?19連覇 /棋王戦 予選ヘ?スト4以上て?敗者復活か?ある/大阪王勝杯王将戦 予選を勝ち抜くのか?とても難しい/
ヒューリック杯棋聖戦 かつては年に2回行われていた/その他の棋戦?将棋はなせ?畳に座ってやるのか??
第4章 「女流棋士」と「棋士」はと?う違う? ?安食総子女流初段インタヒ?ュー?
最初の女流棋士は6人た?った/安食総子女流初段に聞く「女流棋士になるまて?」/
両親同伴のもと師匠と対局/育成会に入る前日に四間飛車を習う/なせ?女流棋士には振り飛車か?多いのか/全員参加のリーク?戦か?ない/対局時にはハ?ナナを持参/
「話すのか?遅い」と注意されて....../谷川先生は、下調へ?か?すこ?いんて?す/これからの目標は棋力向上
第5章 対局に遅れたらと?うなるの? ?気になるあれこれ?
盤を離れているとき、何をしているの?/対局のときに持っていくもの/対局に遅れたらと?うなるの?/
駒はと?んな順番て?並へ?てもいいの?/なせ?指導対局て?は駒を落とすの?/将棋のイヘ?ントには、と?んなものか?あるの?/藤井聡太七段は、と?れくらい強いの?

感想・レビュー・書評

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  • 将棋界あるあると言うほどでもなく、裏話でもなく、お茶話みたい。普通に面白かった。

  • 将棋界の仕組みや味わいどころなどの紹介。
    それほど盤面の見方という感じではない。盤面の見方はまた別の解説本がいいのかな。漫画イラストあるので、よくわからない人がなんとなく知るのにはとっつきやすいかなと。

  • ●棋風はおおよそ「居飛車が振り飛車か」と「攻め将棋か受け将棋」によって説明される。振り飛車の天才は藤井猛。プロは基本的に居飛車のほうが強い傾向がある。攻めの居飛車ゾーンには、羽生、藤井聡太、渡辺明など。
    ●昔棒銀が強かったのは、序盤の研究が進んでなかったから。昭和の将棋と平成の将棋は随分違う

    ●将棋会館は関東と関西に分かれており、かならずどちらに所属。3分の2が関東。関東関西意外では北海道が多い。沖縄はいない!
    ●駒が上手く捌けました。の意味は、使いづらい駒を活用すること。飛車、角、桂馬などに使われる。ねじりあい。格調が高い。手厚い、とは金と銀がスクラムを組んで盛り上がっていく感じ。
    ●形勢が不利なときに「嫌味をつけておく」と言うように使うことが多い。有利な側の指し手には使わない。付け入る隙。
    ●何故竜王戦と名人戦は特別なのか?
    ◻︎竜王戦は、実力順1〜6組あり、1組から16人中6人、2組から2人、以下1人ずつ決勝に残る。6組には60人くらいいて、女流棋士やアマチュアも含まれる。優勝賞金4320万。読売新聞。
    ◻︎名人戦は5組あり、年間成績により2〜3名のみ昇級出来る。そしてA級1位のみ名人に挑戦できるから、最低でも5年かかる。A級10人B級13人名人合わせて24人。フリークラスに落ち10年以内に復帰できないと引退となる。歴史は江戸時代から。5期以上名人位を獲得すると永世名人。毎日新聞。
    ◻︎叡王戦はドワンゴ主催、持ち時間が独特
    ◻︎王位戦はほぼシードがなく、予選から好カードが見られる。
    ◻︎王座戦では羽生さんがぶっちぎりの強さを見せる。通算24期とっている。
    ◻︎棋王戦は敗者復活戦がある、敗者は2連勝が必要な2番勝負で挑戦者。
    ◻︎大阪王将戦はその土地にちなんだコスプレ姿の写真がアップされる、勝者の罰ゲームがある。
    ◻︎ヒューリック杯棋聖戦は持ち時間4時間
    ◻︎朝日杯将棋オープン戦は40分の早指し一発勝負のトーナメント。藤井聡太が連覇。唯一の椅子で戦う将棋。
    ◻︎銀河戦15分NHK杯は10分、将棋日本シリーズ、YAMADAチャレンジ杯、加古川清流戦
    ●棋士と言えば、奨励会と言う養成機関で26歳までに3段リーグを突破して4段にならないと退会しないといけない。そして奨励会突破して棋士になった女性はまだいません。女流棋士と言われる人は基準が違う。現在、西山朋佳さんが奨励会の3段リーグに在籍していて、注目されている。





  • 将棋「観る将になれるかな」会議
    高野秀行六段
    岡部敬史
    さくらはな
    2019年9月7日読了。

    将棋文化検定の参考になるかなーと思い購入。
    内容はかなりの入門者向け。
    将棋に興味を持ち始めた人が読むには良い内容かと。
    対談形式の内容でさらに読みやすいです。
    棋風、将棋独特の用語「格調が高い」「嫌味をつける」「味がいい」
    棋士の八大タイトル戦、女流棋士の制度、タイトル戦、仕事内容など主だったところを紹介してます。
    将棋棋風チャート(P22)や、各都道府県(地図付)の出身棋士(P42)、往年の棋士の逸話(面白話)が参考になりました。

  •  将棋の読み物系。棋譜を細かく追うといった本ではなく、棋士の性格を表すような棋譜をいくつか紹介していておもしろい。将棋棋風チャートの棋士似顔絵がすごく似てる。

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著者プロフィール

1966年、東京都八王子市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学探検部在籍時に書いた『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)をきっかけに文筆活動を開始。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットー。アジア、アフリカなどの辺境地をテーマとしたノンフィクションのほか、東京を舞台にしたエッセイや小説も多数発表している。

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