疑問だらけの幼保無償化 (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594084745

作品紹介・あらすじ

無償化=タダじゃない?
「幼児教育・保育無償化」の問題点を緻密な取材に基づき検証する!

昨年10月にスタートした幼児教育・保育無償化。一見、保護者の負担を減らし、幼児教育・保育の施設に安定的な収入をもたらすように思える制度だが、不安を訴え、疑問を呈する関係者の声が高まってきている。本当に保護者、そして子供のための制度なのか。制度の「真の狙い」は何なのかを探る渾身のリポート!

保護者が真に望むのは無償化よりも保育士・幼稚園教諭の待遇向上。
実態は人手不足に拍車をかける、「質」を軽視した制度だった――。

感想・レビュー・書評

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  • 確かに一見良い施策のようだけど当事者にとっては「?」みたいなのってありますよね。
    選挙です。しっかり考えて投票しようっと!

  • 現政権の政策に批判的なところから出発しているのでその点は若干割り引く必要がある。
    政策は何らかの目的があってそれを達成するためにあるはずなのだが、この無償化は誰のために利点があってやっているのか不明で結局人気取りとしか見えない。
    もしかしたら立案した官僚は子育て対策として出しているのかもしれないが効果がないどころか害になるのは明らかだと思われる。

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著者プロフィール

前屋 毅(まえや・つよし)フリージャーナリスト。1954年、鹿児島県生まれ。法政大学卒業。『週刊ポスト』記者として主に企業取材を担当。その後、フリーに。教育問題と経済問題を主なテーマにしている。

「2021年 『教師をやめる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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