公爵の甘美な手ほどき (海外文庫)

  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (524ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594087135

作品紹介・あらすじ

良家の子女として育ったエリザベスだが、継父に辛く当たられ、ついに借金のかたとして、放蕩者と悪名高い公爵ジェルベイズに体ごと差し出されてしまった。
この機会に高級娼婦になって自立しようと決意した彼女は、処女の自分に官能の手ほどきをすることを公爵に依頼する。
一方彼女の言語能力に偶然気づいた公爵は暗号解読者として彼女を雇うが、解読された暗号文書は大英帝国を揺るがす事態を告げる。
互いの秘密による不信、官能のレッスン、さらに感情が絡み――二人の協力は英国を救うのか、そして恋の行方は?

感想・レビュー・書評

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  • 放蕩者に奔放にされて、最後はそのまま幸せに。

  • 継父に身売りされ、身売り先の相手である公爵に高級娼婦になるから教育してくれ!と頼むトンデモヒロイン。
    ヒーローは公爵らしく偉そうな感じが出ててよい。(褒めてる)

    ヒーローに言語能力を買われ、暗号解読者としても仕事をすることになるヒロイン。
    なんだけどこの設定が取って付けた感があったので、もうちょっと伏線みたいなものが欲しかったな。

    中盤は同じような流れの繰り返して中だるみを感じるも、序盤で一気に話が動いて楽しくなってきた。
    特にヒロインを信用せずにポイと捨てちゃうヒーロー。
    ヒロインの怒りももっともです。
    嫉妬に苦しむヒーローを堪能しました。

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著者プロフィール

イギリス生まれ。歴史学の学位を取得し、公務員を経験したのち、ロマンス作家として活躍を始める。『NYタイムズ』と『USAトゥデイ』のベストセラー作家。現在は子どもや夫と一緒にハワイで暮らしている。『背徳のレッスン』(幻冬舎)で日本デビュー。

「2021年 『公爵の甘美な手ほどき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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