- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594087890
作品紹介・あらすじ
女優石田ゆり子が5年間に
渡って点描し続けた
日々の記録。
彼女と動物たちの「なんでもない」毎日。
「日々は続いていく。悲しみも喜びも飲み込んで。
そして今日も朝日は昇るのです」
この本で著者が伝えたかったことは、この言葉に尽きる。
「ハニオ日記」は石田ゆり子が2016年から始めたインスタ
グラムに投稿してきた日々の記録を全3巻にわたりまとめたものです。
ハニオというのは彼女が共に暮らす複数の猫たちの中の一匹である、茶トラの牡猫の名前
です。ハニオの視点から世の中をシュールに見つめた「ハニオ日記」はハッシュタグをつけ
てインスタグラムの中で連載され、多くのファンの心を掴み続けています。(現在も連載中)
「ハニオ日記」というタイトルはそのハッシュタグのみならず石田ゆり子の世界観を代弁
している言葉なのです。著者である石田が本書の中で描きたかったのは目に見えない「時間」
というもの。
「誰にでも平等に流れていく時間というものを描く術は、日々の些細なことを正直に綴っ
ていくしか方法がないのです。わたしが文章を書くのが好きなのは一瞬一瞬の積み重ねだ
けが時間を描き出す手段だと信じているからなのです(著者)」
人間ひとりと「毛だらけの彼ら」との5年間の記録は膨大な量の写真と膨大な量の正直で独
特な文章で綴られています。どこから開いても楽しめる作りになっており、老若男女全ての
皆さんにお勧めしたい。
「どうぞあなたの本棚に末長く置いてあげてください(著者)」。
●石田ゆり子コメント
5年間の日々の記録をまとめたらびっくりするほどの量になり
自分でも驚いています。
この本のテーマは「時間」。
悲しいことも嬉しいことも全てを飲み込んで続いていく
目に見えない「時間」を捕まえたくてわたしはいつも文章を書いています。
(でも時間は絶対に捕まえられない!)
この本は
小さな小さな日々の記録の積み重ねによって形になりました。
私を取り巻く全ての人と愛おしい「毛だらけの彼ら」たちに
心からの感謝と愛をこめて。
そして
この本の印税を全て、
保護犬、保護猫たちのために使うことを決めています。
このことが、私がこの本を作る一番の動機でした。
私と彼らの日々が、保護犬、保護猫たちを少しでも支えるのであれば
こんなに幸せなことはありません。
あなたの本棚に末長く置いていただけますように。
2021年 5月1日 石田ゆり子
感想・レビュー・書評
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とても癒される。
ハニオくんとタビちゃんと雪ちゃん。
はっちとみっつも仲間になり、騒がしくも楽しい日々が綴られています。
ほーんとに写真を見てるだけで、ほっこり。
ばぶおのお話は悲しかったけど、このお家に預けられていた日々は幸せだったんじゃないかと思います。
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2冊目もかわいかった。
はっちとみっつが仲間入り。写真だとハニオとはちみつ兄弟の見分けがつかない…
ばぶおちゃんのことも。困っている小さな命を見ると、自分がなんとかしなくちゃならないと一生懸命になる石田ゆり子さんの優しさが溢れている。 -
雪ちゃん、ハニタビに加えてはちみつ兄弟とばぶちゃんが登場。
日本に於いて動物たちとの関わり方はこれで良いのかどうかを考えさせられる…。
石田ゆり子さんの行動力は凄い!私もイチ飼い主として見習いたいと思う。 -
なんでもない動物との毎日がいかに幸せか再確認できました。
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石田ゆり子さんの綴る言葉が大好き。
いつか絵本を書いて欲しい。 -
写真は 取り止めのない毎日
ゆりごろうさんの愛情が
絵本の物語のように 添えられてるからこそ
何度も読みたいと思うんだ
ゆりこ語❓ というのだろうか
はちみつ山が すごく好きです
普通に 隠れている状況なんだろうが
ネーミングセンスに癒される
もし 彼らに 会いに行って
ゆりこさんにはちみつ山になってますって
言われると 挨拶に来なくても
あの有名な はちみつ山!と
ほくほくしそう
浜ちゃんにどつかれるような
(なんか 例えが違うかも
レアだー っていう 嬉しさが浮かびそうで
断捨離をしたいと思ってるところなのだが
彼女のお部屋を眺めてると
好きなものならばいいんじゃないかと
思えるぐらい 心地よい空間だなって思う
ちょっと 参考にしたい心構え
早く続きが読みたいな
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めちゃくちゃ癒されます。
石田ゆり子さんの文章
「写真は撮っておくものですね。
そして文章は書いておくものです。」
そのとき、そのときの自分が感じたこと、思ったことを大事にしたいです。 -
2巻目も良かった。
そして王国メンバーの増員(はちみつ兄弟)や、またこの巻でもお別れがあるなんて想像していなかったので、ほんわかの供給プラス、切なさも増した。
ひたむきに生きた、小さな命。
短い人生だったろうけれど、愛情たっぷり注いでくれる人に出会えて、幸せだったんじゃないかなと思う。
ちゃとらが多すぎるおうちの日常、楽しくて仕方がないので、続きは図書館ではなくて書店で手に入れようかな。
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とても良い◎
ゆりこさんの、見送った猫への想いに、涙が出ました。 -
みっつ推しです