- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594089245
作品紹介・あらすじ
リモートな暮らしの中で生まれた
新しい言葉「リモーソウ言葉」が登場
世の中にない言葉を勝手につくり出し
勝手に広めていくという書籍の第三弾!
本書では、なかなか人に会えないリモートな暮らしの中から
生まれた妄想言葉=「リモーソウ言葉」を多数掲載。
ニューノーマルな時代の言葉を実感してください。
本書のイメージキャラクターは芸人・蛙亭のイワクラさん。
リモートな暮らしで妄想する女子を演じています。
ヴィレッジバンガードのフリーペーパー
『VVmagagine』で連載中の「22世紀の言葉」に
たっぷりの書き下ろしの言葉とエッセーを追加しています。
《言葉の例》
●会ってもらいたい人がいるの
【意味】恐怖の報告。
●居場所がなくて出社
【意味】元も子もないこと。
●雑談のありがたみ
【意味】失って初めて価値に気づくこと。
●電車内でのシャッター音
【意味】事件性を感じること。
●ドラマより原作派かな
【意味】わかってる感を出すこと。
●ヒーローと中年の筋肉痛
【意味】少し遅れてやってくるもの。
●人前でだけおふくろ
【意味】見栄を張ること。
●悪いようにはしないから
【意味】極めて信じがたいこと。
感想・レビュー・書評
-
なおなおさんのレビューで妄想国語辞典シリーズに出会うことができました。ありがとうございました。
ニューノーマルという副題が気になったのでこちらをお取り寄せ。芸人イワクラさんのフォトがまた妄想を膨らませる。途中淡い台紙にオレンジ色の印字で読みにくいのが難点。納得するものもあれば、意外性のあるもの、飛躍しすぎなものなどもりだくさん。
リモーソウ言葉、意味、例文の順に紹介。例文はほぼ日常でつかえないレベルだけどくすって笑えます。
「いったん抜けます」(意味 もう戻ってこないこと)
「彼氏さん彼女さん」(むずむずとした違和感)
「豪雨時に宅配ピザ」(罪悪感がつきまとうこと)
「バスタオルの使いまわし」(アリかナシか意見が割れること)
「ヒーローと中年の筋肉痛」(少し遅れてやってくること)
「3日目のマスク」(ほぼ意味がないこと) -
制約だらけの今の世の中でも、妄想だけは治外法権。
好きな言葉
帰れと言われてほんとに帰る
世代の違いによるズレ。
シュッとしてる
雑なほめ方。
それってなんの意味あるんですか
下の者が上にたてつくこと。 -
分かるとわからないを行き来する様
-
今回は世相を反映した言葉も多い。前回同様、例文が変でも「様な」を付ければ普通になる。
ただ地が白に黄色い文字は見にくい、残念。
これからも本棚参考にいたしまーす♡
これからも本棚参考にいたしまーす♡
こちらからも!ベルガモットさんが...
こちらからも!ベルガモットさんが前にレビューされた「ひらがなでよめばわかる日本語 (新潮文庫)」、気になっております。
それからこの機会にベルガモットさんにご報告が!じゃんぽーるさんの例の本を借りたのですが、文字多めで読み切れませんでした^^;いつかきっと!
長々と失礼しました。
なおなおさんの本棚にある『アルトゥルと行く! 不思議の国・ジャパン』『ふるさとって呼んでもいいですか:...
なおなおさんの本棚にある『アルトゥルと行く! 不思議の国・ジャパン』『ふるさとって呼んでもいいですか: 6歳で「移民」になった私の物語』とか気になったのですが近所の図書館になく残念
そうだ、地図で入るシリーズ、まだ手をつけておりません(@_@)
じゃんぽ~るさんをしるきっかけになったのもなおなおさんでした。ありがとうございます!
なおなおさんのレビューは情緒豊かで、考えさせる題材でもあったり、たまに一緒にスキップするような気分になります。これからも楽しみにしていまーす。